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【台湾】台湾美食紀行2023.5②

さて本題は飯だ。
ここはアジア有数の美食の街であり港町。日本で食える台湾料理の小籠包、ジーパイ、青菜炒め、炒飯、青梗菜などではない。全てが独特で優しい味付け、そして旨いのだ。
前日にネットで下調べしておいてGoogle-mapでピン留めしている所を散策。写真の見た目で想像しないでほしい。全てが旨い。

店に入ると決まったフレーズで
你好嗎!Hello!
一幾、内要。 One person and eat here.
我要菜単嗎? Do you have a menu?
我要一個、那我想吃湯。Please this one and want to eat soup.

★店名)度小月擔仔麵 中正旗艦店

ニンニクと挽肉出し汁に浸かった麺を美味しくいただく。まぁ普通に美味しかった台南式拉麺。タンツーメンと呼ぶらしい。日本人観光客も見かけた。

★店名)葉家小巻米粉
米と小麦の麺だと思うが、口にしたことない味。魚介スープに茹でたイカがトッピング。あっさりスープに甘辛ダレをつけて味変。

★店名)矮仔成蝦仁飯
出し汁で一緒に炊いたエビのご飯。エビチャーハンではなく、出し汁で炊いたピラフと思えば良い。あっさり味と漁港で採れた新鮮なエビがうまい。

★店名)阿憨鹹粥
サバヒー(虱目魚)と呼ばれる魚(鯖ではない)と出汁を入れたお粥。採れたて新鮮のサバヒーにあっさりスープ。疲れた胃袋に優しい味。上には條油と呼ばれるオイリーな油揚げで台湾の朝食でお馴染みで、豆乳スープと合わせて食べられる。

★店名)莉莉水果店
初夏の時期のマンゴーは糖度が高く、世界一の台湾マンゴーのかき氷。かき氷はふわふわしてタピオカも入ってすぐに食べてしまう。アイスもねっとりしてそのままマンゴーのシャーベット。

★店名)同記安平豆花
豆腐のデザートで豆花と呼ばれる。小豆はもちろん有機栽培で作られ、絹ごし豆腐にかけて頂く。

★店名)La Belle Maison Cafe法國傳統手工甜品咖啡餐廳
フランス人のオーナーのケーキの店。インスタ映えだね。レモンタルトとカフェラテを頂く。

★店名)沃隼釀造 WE Drink Beer Company
旅先ではビールも欠かせない。オレンジを使ったエールを頂く、もうクソうめー、濃いめのオレンジジュースそのままでビールの味もしっかり。
また店舗が面白い。入口は巨大ガラスが回転する仕掛け。まず入口でびっくり。

まとめ)
どれも味がスープや野菜など 出汁を生かした味付け。台南料理の底力!
和食は確かに美味しいが、東南アジアを何度も旅してると和食は実に 出し汁や醤油、砂糖、塩、うま味調味料など、味付けが濃いと感じる。和食が体に良いかは、本当は疑った方が良い。
本当は↓これくらいピン留めしたが流石に全部は回れないので、次回の宿題だ。

最後に 、学生や女子旅であればこれでokなのだが、大人な旅をしている以上歴史に触れておく。

有名な鄭成功の銅像のある安平古保にも足を伸ばす。鄭成功は日本人の母と中国人(明国)の父の息子で台湾を植民地としてたいたオランダと闘った台湾の英雄である。残念ながらすぐに明は北の女真族の後金に滅ぼされ、以降、清王朝が続く。僕は台湾といえば、烏山島ダム建築の八田與一や総督の後藤新平など日本の台湾統治時代の人物を調べたことがある。ちなみにこのオランダが作った安平の城砦をゼーランディア城とも呼び、余談だがオランダ人がオーストラリアの東を航海していたとき、新しい島として同じゼーランド(ゼーランドは本国オランダの州名)という名前を付けたのが「新しいゼーランド」つまり区切りは 「ニュー・ジーランド」という訳。この1600年頃はオランダがアジアのあちこちに東インド会社(長崎の出島も)を作り、スペイン・ポルトガルの大航海時代後の、覇権国家となった。
つまり台湾は
オランダ統治時代⇒清王朝時代⇒日本統治時代⇒中華民国(現在)
の歴史区分になる。
台湾の有名人として知っておくべきは、鄭成功、孫文、蒋介石、テレサテンかな。

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