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【屋久島2】2022.5

朝6時に荒川登山口に到着。ここから4時間かけて縄文杉(11km)を目指す縄文杉トレッキング、大きく分けると、
・荒川登山口から大株歩道入口まで8kmほどトロッコ道が整備されていて、ここを歩く。勾配もほとんどなく、ハイキング気分で歩ける。
・トロッコ道が終わると、3kmほど登山道を登る。ある程度整備されているが、ここは大変だった。

ガイドを頼むと、途中のお弁当や軽食、要所の説明がつくが、急に思い立って来たので、ガイド予約はしていなかった。でも途中でガイドの話し声を聞きながら、歩くとまぁ、ガイドはなくても良かと思った。
このトロッコはなんと、今も現役で物資や登山道のメンテナンスに使用されているという。
1960年代頃まで、杉の運搬用に使用されており、途中の小杉谷集落も最盛期には500人ほど住んでいたようだ。今は更地に草が生え、記念碑が残っている。荒川登山口から大株歩道入り口まで、トロッコ道を歩く。このトロッコ道がアニメーションの様な、幻想的な景色で、当日の朝露と、太陽が昇るのを背中に受けながら、てくてく歩く。振り返ると、この時が縄文杉トレッキングの感動だったかもしれない。朝早く起きて登山道に入り、歩くころに背後から、夕日が出てくる、恐らく一昨日の雨によって、少し木々が湿っており、朝日を浴びながら、旅人を歓迎しているようだ。

トロッコ道が終わると、本気の登山になる。3kmほどだが、途中に切り株や休憩所があり、買っておいたバナナやチョコレートをかじりながら、無言で進む。

そして10:30頃に、縄文杉に到着

縄文杉の周りには、展望台になっていてここで休憩できる。途中の景色が素晴らしすぎて、縄文杉自体は感動は無かったのだが。 屋久島にきて、縄文杉を見れただけでも、思い出かな。誰でもできることじゃ無いと、自分に言い聞かせつつ、数分思いに浸りながら、帰路に就く。
縄文杉は、樹齢7200年〜(諸説あり)で、途中に生えている杉も樹齢3000年の木もあり、もし立派な杉も見たいのであれば、道中の杉も素晴らしかった。

トータル22kmのトレッキングと、30000歩。帰ってホテルの大浴場が最高!

縄文杉ツアーとウェアレンタルの同時申し込みもできるようなので、手ぶらで屋久島来ても全然OK。


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