苦手・嫌い=ダメなこと?
プライマリースポーツスクールの高居です。スクールが始まって3ヶ月が経とうとしています。そして、本日のスクールで子どもたちは、8種類のスポーツや運動遊びを経験しました。そこから感じたことや今後の活動で取り組んでいきたいことをもとに書いていきます。
これまでの活動を通して、様々なスポーツを経験することで子ども達はいくつもの発見をしていることに気が付きました。あるクラスのスクール終わりに、これまでの活動で何が楽しかったかを子ども達に聞きました。すると、各々に答えは分かれましたが、必ず好きな活動はあるようでした。反対に苦手な活動を聞いてみると、ほとんどの子どもは答えませんでした。
苦手・嫌い=ダメなこと?
その反応を見ると子ども達にとって、「苦手・嫌い=ダメなこと」という考えがあるように感じました。私は苦手なことがあることはダメなことだと思いませんし、全てのスポーツを好きになってもらい得意になってほしいとも思っていません。大事にしたいことは、自分の好きや得意を知ること、苦手なことにも本気で取り組むことだと考えています。
子ども達はこれからの人生で苦手なことや嫌いなことに直面します。それらに本気で取り組めることで、苦手なことや嫌いなことからも学ぶことができる人になってほしいと考えています。苦手なものはあって当然で、その向き合い方について子ども達に伝えていけたらと思います。また、子ども達が苦手だと思う運動やスポーツも楽しく思えるような仕掛けを考えていきます。