【緋田美琴ソロ曲予想】sing-A-long 【#シャニマス我儘なnote連作】
当たったらうれしい
はじめに
この記事は、283プロダクションソロパフォーマンスライブ「我儘なまま」に向け、多くのプロデューサーの熱量でお送りする連作企画 #シャニマス我儘なnote連作 の緋田美琴篇となります。企画概要はこちらから。
各アイドルのソロ曲について思いの丈をぶつけるこの企画ですが、
執筆日(2023/7/15)現在において、美琴のソロ曲は公開されておりません。
よって、現状の公開情報をもとに、「ソロ曲どんなのが来るんだろう!?」と予想する記事になります。
(公式パンフレットは私が買えていないので対象外とします。なぜ買っておかなかった?無計画人間め)
性質上、一部カードコミュ・シナリオのネタバレを含みます。ご容赦ください。
よろしくお願いいたします。
予想内容
忙しい人のために結論を書いておきます。
・アイドル緋田美琴の”過程”を描く、アイドル讃歌・ステージ讃歌の詞
・会場全体を巻き込んだシンガロングがある
・BPMは80~110ぐらいで、ペンライトをゆったり左右に振る感じ
・SHHisのデジタルサウンドを少し組み込まれたバラード
・曲名の予想はこの記事のタイトルです
まあ結論より過程が大事なんですけどね。
以降で、具体的な推測に入っていこうと思います。
公演衣装/公式ステッカー
推測できる情報が少ないので、僅かな手がかりを探しに公式グッズを出発点としたいと思います。
まず公演衣装は、pSR【MANNEQUIN】緋田美琴のフェス衣装。
公式ステッカーは、飛行機と飛行機雲が描かれていることから、pSSR【CONTRAIL】がモチーフに選ばれたと判断して良いでしょう。
ただし、ステッカーとpSSRの違いとして、
ステッカーでは2本の飛行機雲が平行に描かれている一方、
CONTRAILでは交差して描かれています。
この点は、デザインに込められた意図を受け取るべきかなと考えます。
以上を踏まえ、コミュについてはMANNEQUINとCONTRAILを軸に推測していきます。
MANNEQUIN
まず、カードコミュ内容の簡単なおさらいを。
このコミュの要点は、美琴のアイドルとしての日常の繰り返しに、プロデューサーという変化が加わった、さらに言えば、アイドルとしての時間の過ごし方が、円環的時間から直接的時間に変わりつつあることだと言えるでしょう。円環的時間は、朝→昼→夕方→夜→朝に戻るというように時間がループするという捉え方、直線的時間は過去から未来へ一本の道があり、まっすぐ進んで戻れないという捉え方です。
思えば、美琴はレッスン室にこもって練習し、与えられた仕事を終えたら練習し、寝て起きては練習し……を繰り返す円環的時間の中に長らくいたために、直線的時間の感覚が薄いのではないでしょうか。
そんな中、プロデューサーは美琴の意思を問うことで介入をしました。
この介入がなければ、美琴は大人の顔色を伺うことで、次回のモデルの仕事を断っていたでしょう。
自らの意思を確認し、次回の仕事を受けることを明言したことによって、練習・仕事・睡眠で構成される円環的時間から抜け出し、過去の仕事をもとに次の仕事へ進むような、直線的時間を積み重ねることに成功した。
それがこのコミュの意味だと言えるのではないでしょうか。
そして、283プロ全体における”アイドルとしての活躍”を象徴する空と、そこに描かれる直線的時間の象徴として、飛行機雲が描かれていきます。
CONTRAIL
CONTRAILのおさらいから。
このコミュにおいてキーとなるのは以下の2点でしょう。
・刑事ドラマ内の犯人と刑事の関係が、美琴とプロデューサーの関係と対応すること
・空に描かれる直線としての飛行機雲が、美琴のアイドルとしての過程に対応すること
それぞれの対応関係を見ていきます。
犯人と刑事、美琴とプロデューサー
刑事ドラマ内での犯人は「やったことを消そうとする」わけですが、
これは美琴の「アイドルとしての努力を観客に見せたがらない」点と対応します。
また、犯人の「遠くへ、逃げようとする」点も、美琴の「レッスンでのスキルアップを、問題解決からの逃避に使っている」点と対応します。
また、刑事はプロデューサーと対応します。
1コミュ目内でのSEでしっかり手錠の音が入っていることから、刑事が犯人を捕まえて「もう逃げられない」というシーンが描かれており、こちらは美琴がプロデューサーと共に、「自分は何のためにアイドルをやっているのか」という問題解決に向かう他がなくなったという暗示になります。
(実装当初はハラハラしましたが)この問題解決は、イベントシナリオ『セヴン#ス』において、「トリビュート・ギグ」を通して美琴が「八雲なみ」への理解を入念な調査と研究をもとに深めていったこと、それによって他者理解が芽生え、自己理解への道筋が開いたという形で描かれています。
このあたりも、美琴のソロ曲にも反映されていると考えて良いでしょう。
そして、「捕まえてくれて、ありがとう」は、日常的には、ダンスに集中しすぎている美琴を大声で呼び止めたり、随所随所で美琴の様子を見に来るプロデューサーの姿と対応しますし、何より、283プロダクションで美琴とプロデューサーが出会えたことへの感謝を意味しているのではないでしょうか。
飛行機雲、美琴とルカ、美琴とにちか
もう一つ、「事務所の屋上から飛行機雲を見ていた緋田美琴」との対応について。
シャニマス全体に共通するモチーフとして空がアイドルとしての活躍を意味していることは先に述べましたが、これが事務所の屋上から見ているという点で、(前の事務所ではなく)283プロではということが強調されています。
また、CONTRAILの演出を良く見ると、伸びていく飛行機雲が、交差した別の飛行機雲を超えた地点から始まっています。
公式ステッカーでは平行する2本の飛行機雲が緑色で描かれていることを鑑みると、
CONTRAILの交差した飛行機雲は、前ユニットの相方・斑鳩ルカとの行き違いを終えて進んでいること、
公式ステッカーの平行した飛行機雲は、共にシーズとして走るにちかとの過程を意味していると捉えられるのではないでしょうか。
MANNEQUIN、CONTRAILのコミュを軸に推論を進めました。
これらから考えられるソロ曲への要素をまとめると、
・緋田美琴のアイドルとしての「過程」を重点的に描くだろう
・その過程は、セヴン#スを経てたどり着いた、アイドルへの讃歌、ステージへの讃歌になるだろう
こんな感じになると思います。
COLORFUL FE@THERSの分布から考える
さて、一転して作編曲の視点からの分析を行います。
各アイドルのソロ曲"COLORFUL FE@THERS"シリーズにおいては、各個人間でイメージがあまりぶつからないように曲調が割り当てられているようです。
ここでは、曲調を大きく左右する2つの要素、①BPMの高低を横軸、②アコースティック音源かデジタル音源かを縦軸として、各ソロ曲の曲調のマッピングを行いました。
(※アコースティックかデジタルかについては、客観的な計測が難しかったため、1.すごくアコースティック、2.アコースティック寄り、3.どちらでもある、4.デジタル寄り、5.すごくデジタルの5択で主観的に計測しました。)
結構ちゃんと棲み分けされていますね。
そして、にちか・美琴・ルカのソロ曲の予想を当てはめたのがこちら。
ルカは「神様は死んだ、って」のイメージを引き継ぐ形で、多少のSEが入る速いロックサウンドだろうと予想です。
にちかはアイマス合同ライブで見せた「Plus 1 Good Day!」がめちゃめちゃハマり曲で、同じ感じの元気出る歌を歌ってほしいなと思ったのでデジタルめのミドルテンポ楽曲の予想。
ということで、中間~デジタルっぽいスローテンポが空いています。美琴のソロ曲の曲調としては、SHHisっぽいデジタルサウンドのエッセンスを組み込んだ、歌唱力の生きるバラードを予想します。
sing along
さて、ここからは合わせ技での予想です。
これまでの(特に前事務所での)美琴は、パフォーマンスに関する価値観として、「見せる側」「見る側」の区別をはっきりしていたように思います。
それらは、SHHisの初期2曲「OH MY GOD」「Fly and Fly」で顕著で、観客からのリアクションを求めるよりもパフォーマンスで圧倒する描き方がなされています。
もしそこから離れて、アイドル・緋田美琴としての「過程」を描き出すのであれば、「見せる側」「見る側」の区別が薄い形、
そして何より、アイドルの未完成な部分をファンが支えるような構図を象徴して、美琴と観客が共に歌う、シンガロングが良さそうです。
もともとは歌手になろうと14歳のときに上京してきた美琴が、十数年の長いアイドル人生を経て、観客と共に歌うというステージにたどり着いたなら、それはもう、最高の我儘なのではないでしょうか。
末永く歌ってほしいという気持ちで、曲名だけを予想しておきます。
おわりに
ここまで考察しましたが、全然違う曲がきたらそれはそれで嬉しいですね。
最後に、この企画が立ったサーバーの宣伝です。良いサーバーなのでぜひ。
お読みいただきありがとうございました。
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