【菊花賞2024】フロックだという方へ

菊花賞2024の本命、シュワはだいぶ前から決まっておりました。
ダノンデサイル。ちまたではいまだにダービーはフロックだという声が多いようで。同馬の評価を中心にしていこうと思う。

2走前:京成杯1着
スローで4コーナーでも前目にいた馬が有利な中、最後の直線で外を突き抜けてきた二頭はかなり評価できる内容。それがデサイルとアーバンシック。
着順を見ても、この二頭以外の掲示板は全て前で立ち回っていた馬で決まっています。
アーバンシックの強さは言わずもがな、その追撃を8枠からねじ伏せたデザイルは当然半端ない素質を持っていることになります。
アーバンシックもその後セントライト記念を快勝。
京成杯1.2着馬はこの時からずっと注目していました

1走前:日本ダービー1着
フロックと呼ばれる所以となっているこのレース。
確かに内枠から好スタートを決め、他馬に揉まれることなく前目のインコースをストレスなく回ることができ、最後はインを付いて優勝。

経済コースを回ったことは事実だがラスト5Fラップは
11.7-11.3-11.1-11.2-11.5
と後半5Fを全て11秒台という好時計でロングスパートを切っていた。
これは菊花賞にかなり重要な能力で、前哨戦でこういった後半5Fを11秒台でまとめた馬は
ドゥレッツァ、ポルドグフージュ、ディヴァインラヴ、ユーキャンスマイル、ポポカテペトル
と穴で馬券内、もしくは優勝している馬が多数。
今年の牡馬クラシックはかなりレベルの高いメンバーが揃っており
ジャスティンミラノ(皐月賞馬)に2馬身、シンエンペラー(愛チャンピオンS3着)に3馬身と1/4の着差を付けたのだから
経済コースを回ったとはいえ、やはりデサイルの素質は高いと言えるだろう。
さらに今年の菊花賞はダービー2〜6着の好走組が出てきません。


ダービーのロンスパを対応できた馬で出走できるのはダノンデサイル君のみということですね。
そして菊花賞は2枠4番。
内枠で前目に付け、うまく脚をためて最後は得意のロンスパで弾けるダービー戦法ができちゃうんですよ。
本当にフロックかどうか、見届けようじゃないか。

シュワ