札幌でコロナが急拡大の兆し。

今日11月5日は、札幌で過去最多93 人の感染。これはとてつもなく多い数で、人口比で東京換算すると約7倍なので東京で600人以上に相当する。驚くばかりである。

GOGOの影響は結構ありそうだ。もともと北海道は感染者が多かった。 2-4月の第1波では全国に先駆け非常事態の体制がひかれた。

初動が良くその後は、老人ホームやすすきのの発生を除くと沈静化傾向だった。ところがここに来て、・・・市中感染が結構広がっているようだ。表にでないウィルス保有者が増えているということである。

最近の研究で新コロナが怖いのはウィルス本体(RNA)ではなく、表面部分(スパイク)から放出される毒素タンパクのようである。この毒素はスーパー抗原毒素と呼ばれ、全身の組織に激しい炎症を起こす。ひどい人は死に至るし、軽症と言われるレベルでも全身に種々の後遺症の爪痕をのこすようだ。人によっては、この毒素をある程度分解できる能力が備わっているようである。いわゆる無症状や軽症の人である。

しかし自分がそんな毒素の分解遺伝子をもっているかどうかなんて、わからない。だから感染したら、ウィルスがドンドン増殖し、鼠算式に毒素が放出され、あっという間に死ぬかもしれない。誠に怖い!!

またウィルス抗体せいぜい数カ月〜半年くらいしか持たないようである。ということは、一度かかったからと言って安心できない。と言うより2度目、3度目はより重篤になると考えたほうがよい。それは毒素が積み重なることで人体組織の損傷がより深刻になるということ。重い後遺症や死亡にもつながってくる。若いからといって、決して安心してはいけない。

基本は、やはり一度に大量のウィルスを喰らわないよう、マスク、手洗いをして、細心の注意を払うしかない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?