自宅療養と言う名の患者放置は許されるか?

コロナの自宅療養はたとえ無症状であれ、急変重篤化のリスクが常に付きまとう。そう、立派な患者である。だから自宅療養患者の対応にあたっては、診療という側面から保健所では無く、医師の役目である。

町医者に協力を養成し、自宅療養者診療センターを設置する。当然センター規模は地域での感染者状況で変わる。東京都のように自宅療養者が7千人というレベルになると、かなりの協力者が必要である。

センターでは呼吸数、脈拍、体温と酸素飽和度を管理する。体温計、パルスオキシメーターは当然センターから事前配布する。携帯電話による遠隔診療で急変の予兆を見逃さない体制を整備する。

そして重要なのは軽症、中等症と分類される患者対応である。現状では重症化するまで待機と言う名の放置状態である。高熱があっても、ひどい頭痛であっても何も治療が受けられない。普通のインフルエンザなら当然病院へ行って、解熱剤や痛み止めをもらう。点滴を受けたりもできる。

未だにコロナ軽症患者の通常診療が受けられない。センターからの医師の遠隔診療で自宅療養者にも速やかに必要な薬を手配すべきである。特に急変に備えてデカドロン錠は配備しておくべきである。一刻を争うときに効果的な薬が手元にあるのは心強い!!





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