3/22 母も人間だから悩む
胃の痛みに人生を1か月以上奪われている。美味しい食べ物を食べられないだけなら我慢するのも納得だが、胃痛で睡眠も浅いし、仕事も集中できない、筋トレもできない、本や映画も楽しめない。胃痛を言い訳に何もしていないんじゃないかと思わせられるのもつらい。
てなわけで投稿もままならないのです。
先週は実家へ必要な書類を印刷しに帰った。自宅にはプリンターがないので、それがある実家が近くにあるのはありがたい。
実家を離れてから母親や妹とよく喋るようになって、実家に帰ることは嫌なことではなく多少は楽しみなことに昇華できている自分を誇らしく思う。実家に住んでいた自分からは全く考えられない。恥ずかしながら当時はほとんど家に寄り付かず、洗濯とか食事とか色々やってくれていたにも関わらず不愛想な態度を取ってしまっていた。
実家を離れた今だからこそありがたみを感じているのかもしれない。少しずつ親孝行していこうと思っている。
そんな昔の自分のような状態になっている兄がいるのだが、そんな兄のことで母親が悩んでいた。(断っておくが、兄は29歳で半年前まで実家にいたが、ジョブチェンジのため学校に通い現在医療系の仕事に就いている立派な兄である。最近まで実家にいたが故に自分と同じように親を訝しく思っているのだろう。)
兄が結婚することになり、向こうの親御さんとの関わりの中で悩みがあったようだ。
色々話を聞いていくと結局は兄の気持ちというか意見を聞かないまま想像を膨らませ過ぎていたから母親が必要以上に悩んでいたことが分かり、3日後に家族全員で鍋をすることに。
そこで私と妹の協力も得つつ母親と兄が会話できたので、無事悩みは解消されたわけです。
この一件で気付いたのは、母親は弱いということ。
昔は母親は強いとまではいかないも、大人やからそれなりに筋を通して話したり心強かったりと、当時私はそんな印象を持っていた気がする。
でも先週の母親は思っていたより感情的で非論理的だった。自分が大人になったんだと感じるとともに、母親の弱い部分に気付くこともできた。
これは好機だ。
思春期以降は不愛想な息子だったが、育ててくれた母親に恩返しをする時期が来たのだ。
昔の自分の考えがある意味正しかったと証明できた。
不愛想だった当時の自分は、
「無理に親孝行なんてする必要ない。親孝行したいと自然に思える時に初めてすればよいのだ。」
と考えていた。
半分正解で半分間違い。
もっと早くから気付けただろうに。
胃が治ればまたご飯でも食べに帰ろう。
おわり
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