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PATM患者がオフ会などでお互いのニオイを感知できない理由。

まず結論から申し上げます。
人間が発する臭いの中で最も強く、最も遠くまで届く臭いというのは自律神経が起因となって誘発される臭いです。

ちなみにこのニオイは他のクサイものとは比較にすらなりません。

例えば、世間では臭い物の代表としてあげられる大便(ウンコ)や汗臭やニンニク臭など比ではありません。

これは何故だか分かりますか?これは全ての生物に言えることですが自律神経が起因となって誘発される臭いというのは危険な状態や命に関わるような異常な状態の時に発せられることが多く、同族に危険や異常を知らせる意味合いもあり、より強く、より遠くまで届くようになっており、そしてそのニオイを受動する側も察知しやすいようなニオイに生物学的になっているので、例え距離がある程度離れていていてもすぐに異常なニオイを感じとれるのです。

つまりウンコや体臭や口臭などとは比較にすらならないのです。

例えば近くの草むらで遊んでいる時に動物の死骸があることに気づかずに、思わずその臭いを吸い込んでしまった場合あなたはどんな反応をしますか?思わず「クサっ」って声を出してしまうと思います。中には咳き込んだり、嗚咽してしまう人もいると思います。

しかし考えてみてください。
これが仮に大便とかの臭いとかだったらどうですか?

例えば、ふとした瞬間に大便の臭いがしても、「クサっ」とはすぐに声には出さないはずです。ウンコはクサイ物の代表的なものですが、仮に大便のニオイが電車内で漂ってきてもそれは赤ちゃんのオムツのニオイかもしれないし、ウンコに似た何かのニオイかもしれないし、そもそも人間にとってはウンコのニオイは別に我慢できないほどのニオイではないからです。

つまり瞬間的に「クサっ」って言葉が出たり。咳き込んだり嗚咽するようなニオイというのは上記で説明したような生物の死骸や異常な状態の時に発生されるニオイだということです

ちなみに自律神経が起因となって誘発されるこの臭いは死骸だけが発するものではありません。生きた人間からも発することがあります。それはどういう時かと言うと自律神経が機能していない時です。
自律神経が機能していないということは細胞が壊死つまり腐敗臭や死骸のようなニオイを発しているということです。
例えば重度の自律神経失調症の人のニオイを嗅いだことがある人なら分かると思いますが、思わず息を止めて話したり、すぐにその場から離れたくなった経験がある人もいるはずです。

つまり自律神経が起因となって誘発するニオイはそれほどまでに強烈なニオイを発生させるのです。

つまり自律神経が機能していない人はいくら清潔にしたところで意味がないということです。

いくら清潔にしても周囲の人が感じるクサイのレベルは

自律神経の機能していない清潔な人 〉〉〉健常者の不潔な人

なのです。

つまり自律神経が機能していない人はいくら頑張って清潔にしたところで、健常者の不潔な人よりもクサイということです。

そして自律神経が起因となって誘発されるニオイの本当に恐ろしいところはニオイを発している本人には全く感知できないニオイだと言うことです。

つまり生物学的に本人には感じとれないのです。

何故なら上の方でも話しましたが自律神経が起因となって誘発するニオイは同族に危険や異常を知らせることが本来の目的であり、自律神経が機能していない本人は感じ取ることができません。
そして自律神経が機能していない他人もまたそのニオイを感じ取ることができません。
これは自律神経失調症の患者同士がお互いのニオイを感じとれないのと同じです。

つまり自律神経が正常に機能している人にしか感じとれないニオイだということです。

これがオフ会などでお互いのニオイを感知できない謎の答えです。

いずれはこの記事も削除する予定です。

いつまで公開しておくかは分かりませんが興味のある方のみ読んでみてください。



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