10歳の少年に魅了された話
更新が遅くなちゃった、気づけば地元の大好きなツレから梨が届くような、台風が頻繁に発生する、18時に退勤して外がもう暗い9月になっていた。
先月を振り返った時、パッと出てくるのは、山梨旅行かな。
とりあえず、ダイジェストを写真でどうぞ!
今振り返ってみてもめちゃ楽しかったな。決してスムーズでも順風満帆でもなかったけど、行ってよかったとは思うよね。うん。
仕事がシフト制なんだけど、予期せぬ2連休を頂けたから、弾丸で山梨に行ってきたんよ。朝起きてバスを予約するという本当に弾丸なしかも1泊2日旅。そんな未計画旅だから、交通の不便なところに下ろされたり、レンタカーがなかなか取れなかったり、行きたいお店が定休日だったり、まあ色々あったわけさ。
でも、そんな行き当たりばったりな旅だからこその出会いがあったんよ。
2日目、フルーツ狩りをしたのちに、次の目的地である四尾連湖に向かってたんよ、好きな音楽をかけて一人で大熱唱しながら
で、住宅街を走っとる途中に一軒のパン屋(パンのはな)さんを見かけたんよ。最初は目に入っただけで通り過ぎただけど、なぜか気づばハンドルを切ってUターンしとった。
お腹が空いていたのはあるかな。
んで、入ってみたら3畳くらいの広さの店内だったんだけど、店員さんは、まさかの少年、10歳くらいかな。とりあえず、大好きなクロワッサンとあんぱんを取って少年のいるレジに向かったのさ。で、聞いたの。
涙涙涙
もうね、心があったまったというか、応援したくなったというか、偉いなあ、頑張っとるなあ、って思って、チップをあげちゃってた。純粋無垢なその眼差しにお兄さんはイチコロでした。
でさ、お店の前になぜかブランコがあったから、それに乗ってパンを食べてたんよね。そしたらお母さんが帰ってきなって、その子から一連の流れを聞いたんだろうな「なんだかお小遣いをもらったみたいで〜ありがとうございます〜」とお言葉をかけてもらった。その子もすぐにお母さんに報告したんだなと思うとより一層可愛く思えたわ。
そんな思いもあって美味しくパンを食べてたら、まさかのその子がコーヒーをサービスで持ってきてくれて「さっきはありがとうございました」って。涙
お店寄る前にコンビニでコーヒー買っとっただけど、断然パン屋さんの方が美味しく感じたよね。
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あの子みたく純粋無垢な山本秀飛に戻ることは極めて困難ですが、素直に応援したくなる(応援される)人になることはまだできると思いますし、そう思いたいところです。
彼が今の僕に教えてくれたのは、素直であることや笑顔が人を魅了するということもあるんですけど、”誰かのために働く”ってことの魅力も改めて教えてくれた気がします。
おそらく彼は「お母さんのために」の一心でパン屋を切り盛りしてたと思います。今の僕に欠如しているものですね。「自分が、、」「自分が、、」「スピードが、、」「スピードが、、」って自分の満足度や自分のことがだいぶ先行しててそのだいぶ後ろに「誰かが、、」いる感じが今の僕です。
その距離感が縮まって、どこかのフェーズで逆転したら、いや逆転といか並走できるようになったら、あの日僕が彼に感じた心温まるあれを、今度は僕が誰かに届けられるようになるんでしょうかね。
なんかいい感じのところに着地できたので、今回はこの辺でおしまい。
次回から投稿スタイルを変えてみますので、それもまた待ってくれる人がいたら嬉しいです!
今回も読んでくださってありがとうございました。
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