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保活体験(0歳児4月入園)を話した vol.1

 今年も開催された、練馬保問協&練馬ふぼれん共催の「保育園入園説明会」。去年の今頃フロアでこのお話聞いてたなぁ…ということをしみじみ思っていたら、今回は登壇する側だった!「入園説明会前編で先輩パパママとして保活体験を話してください」とオファーを受けたので行ってきました。

 会場は小さなお子さん連れのご家族が多く、事前の予約だけで50組あったそうです。どの子もみんなうちの子と月齢が同じぐらいか、演壇から見ていて和んでしまいました。それからスタッフさんも話していたのですが、参加者に男性が多いのも印象的でした。去年よりも多いくらいでは。当事者意識を持って参加する男性が多いのはいいですね!会のプログラムとしては

①練馬区の保活の現状
②保育士さんから保育園見学のチェックポイント、保育園の一日のタイムスケジュールなどの説明
③先輩パパママの保活体験(わたし)
④保育園の父母会ってどんなところ?

おもにこんな内容が話されました。私はおもにこんな感じのレジュメにそってお話ししました。③の内容をすこし紹介します。

わたしの保活の流れ

 「保育園入園ってどう考えればいいのかな~」と思っていた矢先に twitter で、練馬保問協さんの「入園説明会」のお知らせをたまたま目にし、8 月と 11 月にそれぞれ前編と後編に参加できたのが幸いでした。説明会でもらった「認可保育園マップ」や「保育園見学のポイント」を片手に、9~11 月にかけて 4 か所見学に回りました。本当はもっとたくさんの園に直接足を運びたかったのですが、なにぶんつわり等体調が安定しなかったので 4 か所にとどまってしまい、あとは WEB で調べたりしました。「東京都福祉サービス第三者評価」(福ナビ)のホームページなどを参考にされるのもよいと思います。 
 4 月入園を希望される多くの皆さんは、 10 月(おそらく第 2 週ごろ)に区が発行する保育園入園のための要綱「保育利用のご案内」という受験要綱のような分厚い冊子などを手に入れたら、11 月中には入園申し込みをしなければならないと思います。定められた期間以降に出産予定日が来る対象者は、「出生前仮申し込み」という手続きをとることができるので、これは後で説明します。
 1 月には予定通り無事出産を迎えたので、区に出生届を出す手続きと合わせて本申し込みを済ませました。それから 2 月初旬の「4 月入園利用調整」を経て、2月15日(金) の午後の郵便で内定通知をもらいました。 

 以上が、私が経験した保活の簡単な流れです。

0歳児クラスに入ってみての実感

 0 歳から預けるか、1 歳から預けるか悩んでいらっしゃる方もいると思います。本来、「子どもの保育を希望するすべての家庭が保育園入園できるようにするのが政治や行政の役割だと思うので、そういった視点では言うのがはばかられるのですが、やはり、0 歳のほうがまだ入園希望の倍率が低い、というのは事実なようです。 私や夫の実感としては、0 歳児保育は今のところ「良いことしかない!!」という感想です。
 もちろん風邪や伝染病などの感染のリスクは当然あります。私の場合は 4 月入園して半月ぐらいたってから初めて 38 度を超える高熱が出て、職場を早退する、という経験もしました。これが生後 100 日未満だと、38 度越えはすぐ入院、というケースもあるようですが、幸いこのときは免れました。これ以降も、高熱とまではいかなくても、毎月 1 回は何らかしらの風邪をもらってきて、親は看病で疲れた頃合いに感染する…というのがお決まりのパ
ターンになってしまいました。とくに、7 月は梅雨に入って夏風邪が流行りやすい時期のようで、クラスでは手足口病、ヘルパンギーナなど大流行でした。
 ただ、そうした病気のリスクは何歳でも通る道だとは思うので、それを差し引いても保育園に早くから通わせてよかったなあ、と思っています。 何より、子どもと一緒の時間に余裕ができました。育休中の一日中ずっと子どもと一緒にいるときは、本来ならつきっきりでいろんな遊びをしてあげることが発達にもよいのでしょうが、私の場合は睡眠不足で、体調が悪いときには「とにかくどうしたら目の前の子をあの手この手で寝かしつけて、1 日をやり過ごせるか」としか考えられなかった時期もあります。その点、これは保育士さんが言ってくれたのですが「保育園では子どもの心やからだの発達に合わせて、保育士が、その子のやりたいことを、やりたいときに、やりたいだけ一緒に過ごしてあげることができる」と。その言葉どおり、毎日連絡帳には新しい遊びをはじめたことや、他のお友達とのエピソードなど、細かい気づきやアドバイスがいっぱいで、本当に子育て初心者マークの親にとっては、心強い味方がたくさん増えた、ということにほかなりません。うちの子の担任の先生も、保護者会のときに「第二の母のつもりで接してます!」と言っていただいて、とてもうれしく思ったことを覚えています。
 他にも、子どもに家庭で過ごしているだけでは出会えないようなお友達ができますし、離乳食などの栄養面のバランスも、自分でなんでもやるよりはるかに行き届いていて助かっています。ときには親として「病気の時どうしたらいいんだろう」「離乳食をあまり食べないけどどうしよう」という悩みに直面しますが、保育士の先生は、必ず子どものことだけでなく保護者の心や体調のことも気遣って励ましてくれるのでそれもうれしいことでした。
よいことは上げたらきりがないのですが、長くなるので、保育園見学の様子とどう希望園を絞り込んでいったかは次のパートに。

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