サッカーの神様 №169
題名は題名は『サッカーの神様』にしたけど、サッカーの神様の話がしたい訳じゃない。
高校サッカーで起きたことが少し気になっている。
暴力、sns、マスコミ、物事の順序、表と裏いろんなものが絡み合う少し気持ちが悪い状態に見える。
ことの真相がどうだとか、本当はこうするべきだとか、そんなのは私には解らない。
閉鎖的な高校スポーツに携わる環境がこういったことを生んでしまったのかなと思うし、そもそも学校教育のはずがいつしか学校ビジネスに変わって、親や子供を振り回しているこの現状。そして見事に振り回されてしまうこの現状。
私は随分前から学校のサッカーチームになぜ100人ものメンバーが必要なのか疑問でしかなかった?
Bチームでも公式戦に出られるルールは一体誰が何のために作ったルールなのか?
なぜ、私立の学校が幅を効かせる時代になってしまったのか?
確かに学校スポーツは日本の強みではあるが、今のこの状況は相当バランスの悪い状況に陥っていることに早く気づいてほしい。
現状の高校生とその保護者からすれば3年間のみの短いスパンのストーリーだが、この環境がもし100年続いたとした場合、本当に日本のサッカーやその地域のサッカーの環境は良くなるのだろうか?
目先の選手を救うことももちろん大切だが、もっと長い目でそして広い視点で物事を見て目の前の選手だけでなく、地域や国のサッカーを育てていくことを考えている人がどれくらいいるのだろうか?
きっと多くの人はこの文章だけではピンと来ないと思う。
正直わかる人だけがわかればいい。
競技的強さ、勝敗、ブランド価値づくりにバランスをとられすぎてしまえばいつかどこかで歪みが出る。
こだわりだけではバランスが悪い。こだわりはあるようで無い方がいいし、無いようでである方が良い。
スポーツには夢があり希望がある。
そして人生を豊かにするもの。
時間はかかると思うけど少しづついいバランスになっていくことを願います。