サッカーから離れる　＃7

混乱している私に1人に友人が仕事を紹介してくれた。その会社に入るには、ある決断をしなければいけなかった。

それはサッカーから離れるということでした。

ここは素直に書くが、このところが1番苦しい決断でした。自分がこれまでやってきたのは、

クラブを存続させるため

通ってきている子供達を中途半端に投げ出さないためでした。

サッカーが全てだった私にとってこの執着を手放すことがとても苦しいことでした。

しかし、新しい仕事をするにあたってはサッカーを続けていくことは不可能でした。もし両方をすることができたとしても、これまでと同じように全てが中途半端になって、結果として以前と何も変わっていない自分になってしまうのではないかという思いもありました。とても苦しく後ろ髪を引かれる思いはありましたが、新たな人生を送るために決断しました。

↑の動画は、自分が決断していくときに大きく心に刺さった動画です。自分への記録のために載せますが、特にハエの例えのところが自分と重なり心が動かされたのを今でも忘れられません。

クラブへの愛着があるOBなどの関係者には本当に申し訳ない気持ちではありましたが、この時下した決断を後悔はしていません。この決断があったから今こうして前を向いて歩んで行けるのだと思っています。

次は、ある大きな転換期が来たところをご紹介しようと思います。

それではまた明日。