和の国 №204
“和食”“和菓子”“和風”“和服”“和楽器”など、日本を表すのに“和”という言葉を使う。
また、“大和”というのもその昔使われていたらしい。
この“和”という漢字が使われていたのかすごく興味がある。
調べてみると、もともと日本は『倭』と言われていた。
その感じの意味がのあまりいい意味の漢字ではなかったから後に『和』に変えられ、その後『大和』となったという説がある。
ことの経緯は正直はっきりした文献が出てこない限りは本当のところはわからない。
しかし、この『和』という漢字を使ったことが過去の人たちの強いメッセージというか、意志を感じる。
『和』という漢字には、
“穏やか、のどか、ゆるやか、なごやか“と読んだり
“仲良くする、争わない”
“混和、中和”
“計算の和(プラス)、和える(あえる)”
と言った意味もある。
どれもすごく落ち着いた優しい感じの意味や、物事の中間をいくような平和な意味合いが強いように思う。
このように、日本語特有なふんわりとしたイメージも含め、とても平和的で優しい意味合いの文字が使われているのにはとても大きな意味や意図を感じる。
「こんな国にしようね!」
「私たちはこれを大切にしていこうね!」
きっとそんな思いがあったんだと思う。
争うことなくみんなで力を合わせることを大切に!!
を一文字で表せてしまう日本語の素晴らしさと奥深さ。
そしてその文字を国を表す表現に使ってしまう日本人の奥ゆかしさ。
愛を感じませんか?
今日も読んでくださってありがとうございます。
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