初講座、的なあれこれ
先日、FortunaMoon様にて「東洋占術における五行」という講座をさせていただきました。
今回は、講座の振り返りと東洋占術の基本のお話。
講座の案内文にも書きましたが、
四柱推命、九星術、断易などなど、東洋占術にも多くの種類があります。
もちろん、その占術特有の用語や概念もありますが、ほとんどは共通の基本理論を使いまわしています。
数学の四足計算みたいなもの、と考えてください。
「陰陽」「八卦」
「五行」「十干」「十二支」
「三才」
この六つの要素をしっかりと学習しておけば、東洋占術の勉強は格段に楽になります。
今回の講座では、「五行」について歴史、象意、生剋関係を説明して、択日択時(日取り選び)の話をさせていただきました。
色々と詰め込んだ結果、具体的に占いとしてどう使うか?よりも、教養部分に時間を使ったように思います。
歴史部分の説明は、事前準備段階でかなり難航しました。
『書経』の中で五行はこう扱われているんですよ、と説明したいが、それを説明するには五行の象意を先に説明しないとだし、かと言って歴史部分を後に回すわけにもいかないし、、、、
と、悩んだ結果が、あのぐだぐだな説明だったわけです。
もう少しスマートに説明できたんじゃないか?と考えてしまいます。
また機会をいただけたなら、その辺りの改善をしたいですね。
象徴説明については、普段占いで使うものに、中医学のテキストから色体表を持ってきたものでしたので、さほど苦労はありませんでした。
受講生の方々に申し訳ないのが、「歴史と地域によって諸説あります」がどうしても多くなることでしょうか。
そんなこんなで、反省するところも多々ありながらも、無事に初講座をやり終えることができました。
受講してくださったみなさん、ありがとうございます。