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【グラブル格ゲー】デジタルフィギュアで遊ぼう!

デジタルフィギュアとは

「デジタルフィギュア」モードは”Granblue fantasy versus : Rising”という対戦格闘ゲームの中に実装されている、キャラクターたちの3Dモデルを並べて鑑賞できる機能。

背景を決めたら、フィギュアを設置!

次にキャラクター、そのポーズや表情とかを決めよう!取得していればスキンやカラーも選べるぞ。

いろんな画角からキャラクター達を見て楽しんだり、フレームやフィルターもいくつか用意されてるので、自分好みに並べて撮影も楽しめる。

若干シュールか…?

フィギュア鑑賞

あ、みんなが言いたいことはわかってるよ。
御託はいい、始めよう。

今回鑑賞していくのは、ナルメアさん。彼女を選んだ理由は….やっぱり刀の造形が美しいからかな。日本男児的には刀かっこいいからね、仕方ないね。

ポーズは、奥義を決めるときの姿勢で。ナルメアさんの持っている”刀”をよく観察したいから、フィギュア編集画面でエフェクトを消しておこう。表情も変えられるので、その時のポーズに合った表情に設定しておくのがおすすめだぞ。今回は奥義を撃つ(=戦ってる)ってことなので真剣な表情に決定。

ああ~^^ズームするとすっごい、いや”刀”が。なんというか「でかい」っすよね、特に刀が。

「この肉体、練り上げられている。至高の領域に近い。」俺の心の中のグランブルー猗窩座(あかざ)も、ナルメアさんの鍛え上げられた肉体を見てそう言っている。これは僕の目から見ても確定している情報なので、グランブルー猗窩座はこの情報を嬉々としてグランブルー無残様に報告しに行ってしまうレベル。

それはそれとしてこの太ももを露出しているキャラに付きがちな利便性があるのかないのかわからない謎のベルトはマジでなんなんでしょうか。裸ネクタイや裸靴下というファッションは”服を着ている”という判定ではなく、裸を強調するアクセントにしかならないなんて話もあるが、ナルメアさんのこの謎のベルトもまた彼女の鍛え上げられた肉体を強調するためのアクセントとしての役割を果たしているのだろうか。

お、「ナルメアさんの後ろ側は影がかかってて”鑑賞”しづらい」って?実はデジタルフィギュアモード内では、デフォルトで全オブジェクトに影が掛かっている。これをオブジェクトごとに影の位置を操作する方法があるんです。

フィギュア編集画面から、「ライティング」をオンに。このライティングっていうのがオブジェクトごとに設定されている光源のこと。これをイイ感じに操作すると….

どうだ、明るくなったろう。

こんなふうに光の当たる位置を調整して、ナルメアさんの背中側を照らせる。これでナルメアさんの持ってる刀が良く見えるね!!では、光源の位置も調整したところで鑑賞タイムに戻ろう。

これは….素晴らしい。
増設しよう、日本三景の枠を。

日本三景とは、江戸時代のはじめ、全国を行脚した儒学者、林春斎が「日本国事跡考」において、卓越した三つの景観を持っている(※1)と評した場所のこと。なんか難しい言葉を使わずにいうと、「林さんが日本全国旅行して決めた”見といたほうがいい日本のスゲー綺麗な景色”」ってこと。具体的には広島県の宮島(海に浮いてるでっかい鳥居のやつ)と、京都府北部の天橋立(海を直線に割ってる島みたいなやつ)、そして宮城県の松島(めっちゃ島あるやつ)。

そうはいってもよ林春斎。足りないよ、3つじゃ。今この記事を開いて、ここまで読んでくれた人はわかってくれると思う。この美しい日本の、卓越した景観が到底3つじゃ紹介しきれないってことを。目の前にこんなに美しい景色があるのにさ、せめて日本四景か五景、いや多めに枠をとって127景くらいないとさ。

加えて日本三景は以下のようにも紹介されている。
”それは誰もが一度は訪れて見たいあこがれの地であり、いつの世も変わることなく人々を魅了する、 日本人の旅の心の原点です。”(日本三景観光連絡協議会,2024)

”誰もが一度は訪れて見たい”…ほんとそうだよ。これを見ずに人としての命を終えるのは損。今日この記事を訪れて一回目を見ることができた読者のみんな、おめでとう。でもやっぱりさ、実物とネットで拾う写真って全然違うと思うんだ。Xで紹介されてたあの場所や、インスタのストーリーで流れてきたあの景色、実際行ってみたら思ったよりそんなにだったり、逆もまたしかりってことがよくある。でもそんな自分の目で見て、自分がそれにどう感じるか、それこそが”旅”の醍醐味なんじゃないだろうか。

”日本人の旅の心の原点”…俺たちは人生という旅路の途中にいるんだ。生きるという旅の中で、新しいものを見て、そこから何かを感じ取ってまた旅を続けていく。林春斎も人生の中で、「あの景色たちが俺の心を強く動かした、俺はこれが好きだ。」そう切に感じたものを3つ選んだ。そんな彼が人生という旅路で出した結論に対して、4景にして!なんていうのはひどく不粋だったかもしれない。

読者のみんなもこの”Granblue fantasy versus : Rising”という美しい大地を自分の足で踏み締め、自分だけの日本三景、いや”グランブルー三景”を見つけて欲しい。

そのためにはまずGBVSRを製品版で購入しないといけないよね。steam、PS4、PS5にて税込6600円で発売中!デラックスエディションはちょっと高くなるけど、今後追加されるDLCが全て同梱されているだけでなく、グランとジータのスキンもついてくるぞ!!大地、踏み締めよう!!

公式サイトへのリンク(https://rising.granbluefantasy.jp/product/

写真を撮ってみよう

フィギュアを自分好みに並べて、写真を撮る。これがめっちゃ面白い。
実際僕が作ったものを見てもらうのが早いかも

「剣術訓練」(サムネのやつ)

カタリナは物語の再序盤から苦楽を共にしてきた仲間で、グランにとっては剣の大先輩、ルリアにとっては親のような存在だ。そんなカタリナとの剣術訓練の様子を作ってみました。後ろから二人の訓練の様子を、遠巻きにルリアとビィくんが見守っているような感じに。

実際にフィギュアはこんなふうに並んでいて、画角を調整して全員がその中に入るようにしている。

一枚目を見た時に気づいた方もいるかもしれないが、完成版の画像ではピントの合う位置を調整している。シーン編集画面(フィルターとかを付けるやつ)からピントの合う範囲や画面からの距離を指定することができ、この画像ではグランの足からカタリナの顔までピントが合うようにしている。逆に遠巻きに訓練を見ているルリアたちはぼかして見えるようにし、なんとなーく臨場感を表現してみた。僕自身は芸術系のそれの道を全く通ったことはないけれど、ゲーム内に用意されているアセットを活用すれば僕でも”それっぽい”ものが作れる。絵とか3Dとかそういうのが好きな人は豊富なアセットを難なく扱えて楽しめるだろうし、僕のように「絵とか描けないけどなんか作ってみたい!」っていう人には出来上がったパーツを組み合わせて創作じみたことができるのはありがたい。

「ゼタ&バザラガ」

僕の好きなキャラのゼタとバザラガが一緒に戦ってるところを作ってみました。ゼタとバザラガはコンビを組んで、星晶獣(すげーつええ魔物)を狩る組織に所属している。原作グラブルや、派生作品「Granblue fantasy Relink」でもこの二人の絡みはアツいし、時にクスっとさせてくれる。

原作に詳しい人はキャラごとの関係性を意識してフィギュアを並べてみても楽しいかもしれない。ていうか楽しい。四騎士とか、ルシファーとかベリアルみたいなあの辺とか…。

「甲板にて」

ビィくんかわいい。みんなかわいい。カタリナさんは親。

では次の作品へ。

「Granblue fantasy versus : Rising」

タイトルの通りです。なんというか、Granblue fantasy versus : Risingを一枚で表現してみました!人選に他意はありません!自分がGBVSRをプレイしていて、「うわ~俺今GBVSR堪能してるわ~」って感じた瞬間を作品にしてみました。

右下のロゴは、さっきのピント合わせの「シーン編集」から選べるアセット。なんか….すっごくグラブルVSRって感じする!!

!!?!?!幻聴が…ッ!??
「オルカーン!!!!メサジェ!!!!!」
「コレガ、タムケダ!!!!!」
「アールベェェェス!!!!」
「イイカゲンニシテェー!!!!」「モウイヤァーー!!!」

う、うわァーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!

最後に、僕が作った傑作を見てもらってもいいですか?
これなんですけど….

「星の島イスタルシア」

グランたちの旅の最終目的地、それは「星の島イスタルシア」。彼はイスタルシアにいるという父親からの手紙がきっかけで、空の旅を夢見るようになった。そして星の島イスタルシアの地に至った者は、あらゆる望みを叶えられるとも言われていて、数多くの騎空士がその伝説を追い求めて蒼穹へと散っていった(※2)….この地を目指す旅こそが、「グランブルーファンタジー」だ。

そんなイスタルシアに辿り着いた主人公グランの姿を作ってみました。グランも辿り着いたイスタルシアの情景に、両手を挙げて興奮しています。10年間追い続けてきてるからね、そりゃあ嬉しいよ。主人公グランはプレイヤーの分身のようなもので、原作ゲームでは彼に自分自身の名前を設定できる。つまるところ、主人公グランがイスタルシアで叶えたい望みは、プレイヤーである私たち自身の望みでもあるのだ。そんなグランと僕、二人の望む願いを形にしたのがこの作品だ。

原作の先の展開を想像して、それを誰かと語り合う….それも創作物の一つの楽しみ方。読者のみんなもこのデジタルフィギュア機能を活かして、あなただけの「星の島イスタルシア」を形にして楽しもう!

最後に

今回の記事ではデジタルフィギュアを眺めたり、組み合わせて写真を撮ったりして遊べて、オマケに格ゲーがついてくる"Granblue fantasy versus : Rising"とかいう神ゲーについて紹介してきた。登場するフィギュアも使えるオブジェクトも豊富なので、思ってるよりも自由にいろんなものが作れて楽しめるハズだ。絵を描くような人なら、デジタルフィギュアを参考にしてキャラクターのイラストを描く…みたいな活用法もある。

別に自分がデジタルフィギュアを通して何かを作らなければいけないわけじゃない。そういうのが得意じゃない人も、Xで「GBVSR デジタルフィギュア」とかで検索すれば誰かの作品が幾つもヒットする。そういった他人の作品を鑑賞したり、いいねを押したりするのも十分に「デジタルフィギュアで遊ぼう!」足りうると僕は思う。以前格ゲーはユーザー同士の交流が一つの醍醐味だと記事で書いた(※3)が、本作においてはこのデジタルフィギュアもその交流の場として機能しているように感じる。XでGBVSR関連の話題を追っていると、おすすめ欄に誰かのデジタルフィギュア作品が流れてくるし、「あ、この人見たことあるな」から交流ができたこともある。以前自分はGBVSRの格ゲーとしての魅力を紹介したが、”格ゲーだが、格ゲー以外の楽しみ方を用意してくれている”ということも大きな魅力だ。

フレンドとの対戦を写真にしてみた

大胆にキャラごとの3Dモデルを公開してくれるこの機能は、ユーザーに多様な楽しみ方を与え、ユーザー同士のコミュニケーションも促している。このデジタルフィギュア機能にはそれ相応の開発リソースも掛かっていると思うので、「ありがたい話だなぁ」と思いつつ今日はナルメアさんを眺めていようと思う。

いや、これも立派な一つの楽しみ方だから。

脚注

(※1)日本三景観光連絡協議会(https://nihonsankei.jp/
(※2)Granblue fantasy ルリアノート、用語集「星の島イスタルシア」
(※3)まずは無料版!簡単操作で楽しめる格ゲー”Granblue Fantasy Versus Rising"(https://note.com/shusoku_stream/n/nb9b574617dcd

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