
ネギ星人
お寿司とえっちと時々オヤジ
昨日の出費をが早くも面倒になってきた、こんにちは、エリートニートです。
新宿思い出横丁のお寿司屋さん。最近出会ったネギ星人と。
ネギ星人はとっても変人。アーティスト気質で気分屋さん。わたしくしの容姿に惚れたが運の尽き。とことん懐いてあげましょう。
お寿司先生と解散してからネギ星人のコロニーに住み着くニート。
緑のあるベランダから、降り注ぐ太陽の光が爽やか。ニートのお目覚めもご機嫌で、なんだか良いこと起こりそう。
わたくしのすぐ隣のネギ星人がゴソゴソと動き出す。
『ほら、僕のネギも大きく育ったよ。食べてごらん?』
『きっと美味しいよ?ちょっと食べてごらんよ』
『下のお口で食べてみたら?』
なんて言ってくる。爽やかな朝が本当に台無し。
可愛いニートは再び眠り、寝返りを打ち寝たふりを、しかしネギ星人は諦めない。
『ほら、朝どれでシャキシャキだよ。』
『新鮮なうちに召し上がって』
何をおっしゃいますかい。変態じじぃ!朝どれでシャキシャキの長ネギの下にはタマネギも付いてますねってか!
なんて心の中で思っても、わたくしの可愛いお口からそんな言葉が出ることもなく。朝の収穫を終えたネギ星人は、ニートにコーヒーを淹れている。
今日はネギ星人のお誕生日、パンのお遣いに行く途中、ケーキとシャンパンも買っておこう。
慣れない土地に小一時間、迷子になりつつお遣い完了。
コロニーに戻り、シャンパン、赤ワイン、ビールで乾杯。めぐるめくお酒のパレードに、酔いどれニートの愉快なパーティー。
時間をかけて胃袋を膨らまし、暖かい午後の日差しの中で目を閉じる。お日様が傾く17:00、ネギ星人と高円寺。方向音痴のネギ星人、空間感覚の把握が出来ず、おんなじところを行ったり来たり、うんざりニートがそろそろ限界、普段はしない道案内、して差し上げようかと思ったその時、立ち食いスタイルのお好み焼き屋さんに到着。どうやらここが目的地。黒ホッピーでハッピーに乾杯。
20:30に渋谷に行くとネギ星人、それまでお酒を飲みながら宇宙の話しをする星人。
20:00に新宿駅で解散、まだまだ飲みたい歌舞伎町。ニートの足は黄金の聖地、ここは歌舞伎町のおもちゃ箱、行けばなんとかなるのさ、我らがゴールデン街。
ドルガバ おじさんにばったり出くわし、赤ワインをご一緒に。
ドルガバ おじさんとのお酒を楽しみ、ふと向ける視線の先には光るわたくしのiPhone6。ネギ星人が暇な模様。わたくしも年中暇なので、暇の誘いは断れない。ドルガバ おじさん、ご馳走様です。またお会いした時も、よろしくね。
ベルクの前で待ち合わせ。ネギ星人とお散歩するのは思い出横丁。到着するは、言わずと知れた粋なお店、“寿司辰”さん。金曜日の夜で賑わう人々、隙間を縫って着席ニートとネギ星人。
歌舞伎町で1番おいしいお寿司屋さんかも、そう思いながらケースの中のネタを眺める。
一つ一つを味わいながらネギ星人とお寿司を楽しむ。
新しい形のイカ握り。
イカの内側がビヨビヨしていた。
イカ飯スタイルにしてくれたがわたくしは先ほどお刺身でいただいた新鮮なキュッと締まったイカの握りの方が良かった。
隣の女がうるさい、さより。
ネタは多ければ多いほど、宝石箱は意味を成す。なんてことは思ったり思わなかったり、ネギ星人と一緒に居過ぎて、わたくしもネギになっちゃいそう。そんなのはまっぴは、召喚するは宇宙船日本交通、ニートがネギになる前に、可愛い空間の空気を吸わせて。
胃袋を使い過ぎて疲労困憊、今日の家計簿はまた今度。面倒くさいのはニートの証、金曜の夜に、ニートに乾杯。
エリートニート