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お化けの正体。

宇宙は広い。今この瞬間も広がっていて、その中には数え切れないほどの小宇宙があってその中の一つに銀河系があり太陽系があり地球と我々が読んでいる惑星がある。

2月に別れたばかりの新宿のチンピラITに、いくら宇宙のロマンを語っても相手にされなかった事を思い出す。

チンピラITは、よくわたくしの事を馴染みの飲み屋やお店に連れて行ってくれた。

彼は甲殻類アレルギーだったのも同時に思い出す。

わたくしはお酒を飲みながら宇宙の可能性について想いを馳せるのが好きだ。はたから見たらただの「不思議ちゃん」に見られがちである。わたくしからすると、一生「辞めたい辞めたい」と言っている会社の言いなりになってる人の方がよっぽど「不思議ちゃん」である。

宇宙からしたら我々だって立派な宇宙人であるのに、全く新宿の人々は目の前のお金や利益や快楽ばかりに食いついて。宇宙のロマンに聞く耳持たない人が多いなんて、しょうもない地球人だ。

むしろ、“目の前のことにがむしゃら星人”や“欲深い星人”が新宿という街に、共鳴するエネルギーを感じて集まっているのではないだろうか。

新宿には新宿の、渋谷には渋谷の、街の色があるように。

なぜ新宿歌舞伎町に惹かれるのか。

そこには元々欲深い星人にしか見えないテレパシーがあり、欲深い星から来た人々だけが強く感じ取ることができ、知らない間にまた繰り返し懐かしいテレパシーに触れたくてその街が好きになる。だから執着する。だから好きな街で出会った人同士は仲良くなる。

なので、超現実主義者です。なんて言ってる人にこそ気がついて欲しい。自分も宇宙の一員であるということを。

話が歌舞伎町にそれてしまったが、そういう人を惹きつける街には、人だけでなく地球外生命体がいてもおかしくはない。

地球よりはるかに文明が進んだ宇宙人は気軽に地球に来れたりする。

もはや地球をビジネスにしている宇宙業界も少なくはない。

『新春!桜の地球ツアー!!』なんて言う宇宙規模の旅行会社があったり

『職を探すなら☆the Earth.com』なんて言う宇宙界のマイナビがあったり

『老後はのんびり地球で暮らそう』なんていうスペース生命保険があったりしても不思議ではない。そして、そういった宇宙ビジネスに参加する地球外生命体もいる。

ただし、

地球は文明がまだ未発達で次元も3次元な為、地球外生命体が地球に行くのは少々不便だったりするのだ。

例えば
・地球人は、宇宙人を見るとびっくりしてしまうので見た目を地球人に近づけましょう。
・地球に行くにはアナログな瞬間移動しか使えないので、到着時にブレが生じます。
・日本と呼ばれる地域に行く場合は、宇宙Wi-Fiが繋がりやすい柳の木下がおススメです。
・地球到着時の初期設定のアバターは白い服となります。※その地域に合わせた伝統的な衣類を身にまといましょう。

などなど細かい規定があるのだ。

そして、地球の文化を勘違いした宇宙人たちが、地球人が埋葬される時の服がスタンダードだと思い込み、誤って白装束を身につけて地球に来ちゃったり。

宇宙と地球の電磁波が違い過ぎて、アイコンを地球に送る際、足だけ遅れちゃったり。

中には地球人と仲良くなりたくて勝手に食器やらテレビやらいじってみたり。

地球語検定5級の勉強中の宇宙人なんて、発音が慣れてないから叫び声から始めてみたり。

そうやって、地球ファーストビジットの宇宙人達は少々人間に不安感を与えてしまったりする事がちらほら紀元前からあったり無かったり。

そう考えると、歌舞伎町に欲深い星人が集まるように、渋谷に奇抜星人が集まるように、強いエネルギーのある街にはきっと、時空を超えた宇宙人達もいるに違いないのだ。

ただし、地球とのバグが生じて少々地球人に恐怖を与えてしまいがちだが。

怨念や執念や生き霊などは別に存在していたとしても、お化けという名の存在が全てを一括りにしてしまうのは、あまりにも勿体ない。

我々が思い描くお化け像はもしかしたら他の星からのお客様なのかも知れない。


お化けの正体に宇宙のロマンを。



エリートニート

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