ニートの家計簿 4/20〜4/22 歌舞伎町の奴らは性欲のある小学生
焼肉食べてもそれでもやっぱりお寿司が食べたい。
月曜夜からこんばんは。エリートニートでございます。
華の金曜日、自宅の部屋に薔薇を飾り其れを眺めてジンライム。
どこのバーに行ってもジンライムを必ず頼むのは、初めてショットバーに連れて行ってくれたあの人のせい。
涼しげな目元に高い鼻。笑った顔が男前。
ジンライムに口付けをする、影のある横顔に一目惚れ。
一目惚れをこじらせ自らオーダーし続け早3年。
薔薇を見て綺麗だと思う様に、貴方を見て心が熱くなる様に、ジンライムを飲んで思い出す事がある様に。
【2018/4/20】
出費………………¥0
収入………………¥0
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合計 ¥0
土曜の夜はDiorと焼肉。
それでもやっぱりお寿司が食べたい。
それでもやっぱり美白したい。
色白は七難を隠すと散々幼いわたくしに教えてれた今は亡き祖母のおかげてニートの部屋は暗くても、自身の肌は透き通る様な白さを保っております。今でも無事に七難隠せていますでしょうか、おばあ様。
【2018/4/21】
出費
化粧品代……………¥17,280
花代 ………………¥4,230
収入
メルカリ ……………¥1,600
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合計出費 ¥19,910
晴れの日の日曜日はやっぱり昼から飲み歩き。
昨日は愛しのゴールデン街の桜祭り。ワンコインでどこのお店も楽しめる。いつものお店に15:00過ぎにお邪魔する。マスター達にも一杯いかが?と上機嫌。
1時間ほど飲んでいたらネギ星人からテレパシーが届く。西新宿で一杯やりますかとのお誘いに、やっぱりわたくしは断らない。なんせエリートな上にニートであるからだ。
中目黒にちらっと立ち寄り、22:00過ぎに舞い戻るのは歌舞伎町。どうしてこうも歌舞伎町には魔力があるのだろうか。桜祭りの終わったゴールデン街でしばらく飲む。ビールの次に赤ワイン。ここのお店ではいつもこの飲み方だ。男にワンパターンだねと言える立場ではない。
全く気の乗らなかった友人のバースデーイベントに顔を出してもいいかしら。なんて気分になってくる。花束を片手に歩いて10分もかからない歌舞伎町内のビルに入る。
みんな一生懸命で、すぐ仲間になろうとしたがり、信頼も信用も簡単にしてしまうし、約束事を大事にしていて、横つながりの結束が固くて。
歌舞伎町の奴らは、自立したがってるくせに群れたがる。大人ぶりたいのに全然子供。歌舞伎町から出たがらないし、歌舞伎町が全世界だと思っている。
世の中の大人が嫌いでルールも嫌い。それでも一度グラスを交わせば心を開く。六本木でも銀座でも味わえないこの懐っこい街は、ロクでもない砂の城。
他人のお金で飲むシャンパンは美味しいか?ええ、美味しいです。
酔って騒いぐのは、子供の時より悲しいのに、子供みたいに泣けない大人達がこの街には大勢集まってしまうから。
我儘で自己中心的なくせに、他人のことが気になってしょうがない。
スーツやドレスに身を包みながら、澄ました顔をしてみせながら、心の奥にはガッツがあってそして何より熱血だ。
性欲のある小学生みたいな連中がうようよいるこのロクでもない街に、みんな今日も愛を求めて笑いながら酒を飲む。
やっと治った二日酔いに今日も懲りずに飲むニート。ここに参上。
【2018/4/22】
出費
ファミマ代………………¥130
セブンイレブン代………¥151
ローソン代 ………………¥92
ゴールデン街飲み代…¥4,400
西新宿飲み代…………¥1,060
中目黒ライブ代………¥5,000
タクシー代……………¥2,960
花代 ……………¥5,400
イベント参加費………¥3,000
収入
出所不明 ……………¥10,000
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合計出費 ¥12,193
イベント後にポーチの中に一万円札が入っていたので、きっと神様からの贈り物。
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