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デザフェス57に出かけた魚の話(後編
虚弱体質クソ雑魚フィジカルのくせにホイホイとデザフェスに出かけて無事に血を吐いてぶっ倒れた哀れな魚類だよ。
後編は趣味的なモノや目に入った面白い物、感想なんかを徒然と書いていくよ。そして宅配テロ。
趣味編
ウスイタカイホン
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サイバー忍者BADASS DELTA(@badass_delta)の「CYBERXPUNKER」という小冊子を覚えろ。薄と謳いながら、それはジッサイ忍刀を隠した厚物なのだ。
デザフェスで最初に立ち寄ったのが薄暗いエリア。
和洋ファンタジー系雑貨やサイバーアイテムなんかのブースがズラッと集中してる区画で異世界でした。ElderScrollsとネオサイタマのスピリタスカクテルみたいな明らかに様子がおかしい区画。ここで実弾(現金)をほぼ溶かしました。
LEDでまるで本物に見える魔術雑貨、冒険者のカンテラや水晶の守りのチャーム、錬金術系の試験管アクセサリや魔術書風ブックカバーなど、目を奪われるものばかりだったけど、後ろ髪を引かれつつSFオタクはcyberpunkのブースへ。ちょうど2077をクリアした直後だったから気持ちがサイバーだったのだ。Hello NightCtiy!
こちらのvol.2とvol.3を購入。
「vol.1は?vol.1はいいんですか??」
(うぅ…完全に予算感間違えて実弾が無い…)
「ふ…二つで充分ですよ!」
コミケやコミティアの予算感で行くと全然足りないのよね…凄く気になった物もたくさんあったけど見送りました…。
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「あれ?CG WORLDの記事で見た事あったような、んん?何かのイベントで見た気がするぞ?あー、こういうのもアリなのかぁ」等々、感想がいっぱいです。
その中でいくつかピックアップを。
ドットの余白
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ピクセルアーティストの「APO+」さん。(@APO_PLUS_)
FFやドラクエをドット絵で過ごしてきた郷愁…。ドット絵ってチープなんだけど、ユーザーはその余白に想像を馳せる事が出来たんだよね。ドットのキャラ絵見てから天野絵見るとビビるアレだよ。
PONGやインベーダー、マリオやFF、ゲームの歴史で必ず登場したドット絵。デジタルゲーム(≒ドット絵や8bit音)って昔は電磁波だとか暴力性を助長するとか嘘科学で酷く悪者扱いされてきたけど、今では風当たりも弱くなって広く受け入れられる様になったよね。
近年の大手メーカータイトルだと「グラが凄い!!オケがヤバい‼」とか、先鋭技術に振るのは理解できるのだけど、なんか一周回って…ドット絵にしか出せないモノの良さ、あるよね。
馴染みがあるし、ドットだから出せる雰囲気や愛嬌みたいなもの。今だからこそドット絵っていろんなところ、広く一般層にニーズがあるんじゃないのかなって思います。
私事で、諸事情あって立ち消えてしまったけどボクセルアニメの企画のウケ良かったから、こういうピクセルイラストはレトロな親近感を覚えます。
アニメーションするんだよこのピクセル画は、凄いよね。
FFはⅥが一番いいんだよⅥが…セリス…
「このままながめてるのもいいか」
つよくてニューゲーム
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アクリル作家の「吉田圭汰」さん、アート作家の「ちょーこ」さん。
義足に色々盛って光らすのはサイコーにパンクでしょ。
「つよくてニューゲーム」 (@yosikei1210)(@choco1127)
「眼鏡」って今ではオシャレアイテムの一つ、みたいに扱われてるけど、そもそもは「視力補正装身具」で、よくよく考えれば義手義足となんら変わらない物だなって。義肢にオシャレ要素を盛るのってごく当たり前の理屈だよなと、ページをめくってハッとするところがありました。
オシャレ眼鏡があるならオシャレ義肢があるのは「当たり前の事」なんだよね。
学生の頃、耳の不自由な友人がいて当時は飾り気の無い着け辛そうな補聴器してたなぁなんて。最近はBluetoothイヤホンみたいなオシャレ感ある補聴器やデコレーションした補聴器なんかがあるようで、こういうところがデザインの力なんだなと思います。
眼鏡も補聴器も義足も、よく考えれば同じものなんだよね。
そんな友人と一緒に連ザのアーケードで卑怯プレイして対戦相手が台パンしてキレるなんて事がよくありました(笑
戦術で勝てないから戦略で勝負してんだよコッチは。
元気のGはチンパンGのG。ガンダムアーケードは今も昔も動物園です。
さてはアンチだなオメー
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「バーチャル美少女ねむ」インタビューコラム (@nemchan_nel)
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アンチです。VRだのNFTだのメタバースだの流行り言葉を所かまわず使いまくり中身は空っぽで、そういう似非商売輩をそこそこ間近で見てきたので辟易してます。まともな会社さんもあったけどヤベェ会社が殆どだったよ。
「時代はVRでARで4Kでメタバースでバーチャルなんすよぉ、ちぃーっす」
(お前今バーチャルって二回言ったろ…)
基本的にVとかメタとかチャラチャラ言うヤツにはダブル中指スタンスです。全部燃えろー!!!!
言葉だけが一人歩きして中身の無い違うモノに成り果てちゃった感じです…。
さて一度冷静になりアンチが読むインタビューコラムのアンチ感想です。舌打ちと歯ぎしりしながら読んでやるよア゙ァーッ!!
「今VRが好きな人って大体SF好きなんです。」
あー…まぁあの時見たのはチャラチャラした奴や妙なベンチャー企業だったわ…、とりあえず流行り言葉使っときゃバズって金が湧いてオタクが飛びつくだろ、みたいな…あー…。
「年齢や性別で社会におけるロールが固定されるのは、もはやナンセンスだと思ってます。」
まぁ…昨今の目まぐるしい変化の中、ロールが固定されるのは息苦しいし生き難いわなぁ…。一方的に与えられるだけだった現実世界におけるガワの問題よなぁ…。自分自身を自分でデザインする空間があればって事さなぁ…。
「この世界(メタバース)は肉体とか取っ払って魂の姿で歩いているようなものなんです。」
自分で自分自身のガワを選択あるいはデザインできるようになって、
ガワ
≒内面(アイデンティティ)
≒可視化されたアイデンティティ
≒その人の本来の心の形
=魂
こういう事なんだろうね。
なんかの戯曲だか古典だったか「心の醜悪さと比べれば、身形の醜さなど然したる事よ」だったかな、俗っぽい言い方だけど「本当の私の姿」で生きれる世界って話なんだろうね。
ユーザーの8割が女性アバターを使用しているらしいのだけれど、可視化された自分の心ねぇ…(魚
この人はたぶん幼年期の終わり、あるいはその前段階をメタバース世界に期待してるんじゃないかなって思います。理屈は分かるよ理屈は(アンチ
今回はダブル中指をシングル中指にしてやるよ…チッ…
何かの手違いで著書「メタバース進化論」がカートに入ってうっかり決算しちゃってもアンチネタ収集のために読んでやるよ…クソ…
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そうそう、一番最初に登場したヘッドマウントディスプレイってユタ大学が開発した「ダモクレスの剣」なんだって。1969年の粋なセンスよ。任天堂のバーチャルボーイではない。
僕は性根が腐りきってるからアバターも人を小馬鹿にしたようなモノになると思うよ。このふざけた魚みたいなやつで。
ユキチ!ムゴイ!ここまでされる謂れは無い!
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マッポー的サイバネシストにゃいでん=サン、そして闇企業にてウキヨエを企てる者ゼノシオン=サン。暗黒のカラテを感じるが不覚にもそれは良いワザマエであった。(@813ne_diayn)(@yuyusuki2)
chatGPTが忍殺語翻訳に匙を投げやがりました。
下顎の面と架空企業ロゴのバッジ。目を引くグッズは他にもたくさんあったけど、この歳になると身に着けられない悔しさ…。
マスクは鑑賞考察用に、暗黒メガコーポバッジは普段使いギリ出来るからバッグに。
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着けるとMGSのライデンみたいになるのよね。こういう随所にある意味分からないサイバーディティール好き。映画やゲームのUI演出ではよく見るけど装飾小道具に使うのはあんまり見た事ない…かな、ある?
薄暗CyberPunkerブースは他にもキアヌ・リーブスの声が聞こえてきそうなRelicみたいなチャームや士郎正宗味がするポーチや小物、弐瓶勉作品で出てきそうな架空宗教の何かロザリオ?みたいなやつ。
気になる目を引く物がたくさんで、SF作品好きな人はホァァーッ!!ってなる絶対。
中でもサンデヴィスタンみたいな脊髄のTシャツが最高にカッコ良かったんだけど、もう着れる歳じゃないなって…悲し…。
展示編①
展示品も凄いのがたくさんあったので写真少ないけどババーッと紹介。
デザイン的に輸血バッグが足りないのがダメ
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錆びっ錆びの車…えっ…ナニコレ…動くの…?
こちらホンダ塗装、ペンキ屋さんの社用車…社用車とは???
(@sa_bi_kun)
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脳がバグる…ガンプラのウェザリングとかそんなちゃちなモンじゃない…マジモンの世紀末映画車…会場に来る道のりゾンビの群れを振り払ってきたって言われても信じてしまう…。
錆の剥げや凹凸は塗料に砂とか色々混ぜて塗ってると…いや嘘ついてるだろ…ウェイストランドから乗り付けてきただけだろ…。
メイキングの動画があるんだけど…凄いんだけど…絶対に近くを走ってて欲しくない…(ヒェッてなる
郷愁のアキバ
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これを見て心臓がギュッてなったらインターネット老人会員です。
人それぞれ時代があるから、多くは語らない「あの頃の秋葉原」のミニチュア。
インターネット老人はみんなHNの前後に「†(ダガー)」付けたよな!?
ギャアァァァ!!殺してくれぇぇぇぇ!!(心の軋む音
千葉経済大学 模型部さんの作品。毎回ちょっとずつアップデートして展示してるらしい。(@ckumc2016)
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秋葉原って人それぞれ時代感や価値観が違う不思議な町だったなって思います。今思えば「オタクの聖地」というよりも「サブカルごった煮集合体」そんな感じ。
アニメ、ゲーム、フィギュア、アイドル、PC、電子機器、カメラはたまた裏路地グルメなど、他にも知らないカルチャーがあったのかもしれないけど、混沌を一ヶ所に押し固めた空気感に人それぞれ郷愁を感じるのだと思います。
僕なんかは「電車男」でやたらメディアに取り上げられる様になったから散策で足を運んだくちだよ。
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初めて行ったのが十代半ば、まだオタク文化とは程遠い頃。友人と探検感覚で足を運んだらヤベー文化圏に来ちまったって感じでした。
コスプレして練り歩いてる人がめっちゃいる、メイド喫茶に入ったらメニューの値段にビビる、あぁここが噂のAKB48の劇場か、そこかしこに巨大なアニメ(エロゲ)の看板、太鼓の達人で人間やめてる人、ビル一棟エログッズ、歩行者天国で踊る人やレイヤーを取り囲むカメラ等々…。
一方で一つ路地入ると露店が広がって、当時問題になってたマジコンやクラック済のPSP、どこで仕入れたのか誰が買うのかヤバめな電子機器、用途不明の謎なジャンク、そんなの売ってる空間が普通に存在してまさにアングラな闇市。
あの町の郷愁の空気って酸いも甘いも、毒も薬も、日陰も日向も、どこか饐えた匂いのする空気だったのかなと今では思います。
あぁ、帰りにメダロットのフィギュア買ったんだよなぁ(カブト派
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最後に足を運んだのは2020年頃だったか、すっかり「クリーンな町」になったけれども、少年期に胡椒の実をかじった様な刺激は、今はどこか味の薄い口臭ガムを噛むような、そんな気持ちにさせます。
その後、CCさくら沼に落ちた友人から時計仕掛けのオレンジの様にToHeart2を押し付けられ何かが歪みました…タマ姉…。
展示編②
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他にもこんなライブペイントスペースがあって壮観でした。
体力ヘロヘロで多くは撮れず全部は周れなかったけれど、いくつか紹介出来たらと思います。
このウォールアート群はイベント終わったら全部廃棄されちゃうんだってね…。一期一絵ならもっと撮っておけばよかった。
海月
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作者失念、検索しても出てこない…んー!!誰だったんだろ!
画角に収まらない大きさのキャンバスにクラゲがいっぱい!
くらげ一匹一匹、水泡一つ一つが繊細で透明感が、うーんこの。
「白と黒」の輝度明度だけの潔さよ。
クラゲって存在だけでなんかズルいんだよなぁ。漢字で書くと「海月」だし英語なら「Jellyfish」。水族館行くとクラゲ展示室でほぼ時間が溶ける。
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実物のクラゲは脳死で永久に見てられる。多くの人は神秘的とか宝石って表現するんだけど、僕はいつも幽霊とか冥界ってイメージです。心の小宇宙でハーデス編が始まります。おどろおどろしいモノに感じる美しさ、幽霊画の様な見入ってしまうもの。あの海月のウォールアートもどこかスッとした死の匂いを漂わせていたから、ヘロヘロで視界がグルグル回ってたけど撮影してたんだと思います。「闇のように底知れぬ暗さ、月のように冷たい輝き」そう、あの絵は実質冥衣(サープリス)。
このウォールアートに限らず雑貨小物でもクラゲモチーフのアクセサリやデフォルメグッズがそこそこ多くあって、何か雑貨界隈でクラゲブームが来てるのか冥闘士の素質のある人が多かったのか…。
メッセージ性が強すぎる
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メッセージ性が強すぎる
無個性さん(mukosei85se1)のウォールアート
メッセージ性が強すぎる
〈♀人間関係〉
かわいい女の子でもたくさん集まるとドロドロ、ギスギスがあります
そんな女の子のきもちわるい部分を表現しました
ぜひ真ん中に立って写真を撮ってみて下さい
あなたも、一員になれますよ…?
メッセージ性 が 強すぎる!!!!
この絵を見てどう思いましたか…?
僕は…言葉が…ちょっと…出てこないです…うん…。
こういう「刺す系」の作品ってポピュラーにはならないけど記憶には残るんだよね…「刺さる系」じゃなくて「刺す系」の作品は…。
例えるならタイタス・アンドロニカスと同じコアな作品…。
一番ピンときたやつ
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デザフェス体験を記事や動画にまとめたいと思ったきっかけ。
鈴木のぞみ(@_hacogata)さんのドット絵ウォールアート。
目がグルグル状態でも「これだ!」ってモノにはセンサーが反応します。
使えるピクセル数が凄く限られてたファミコン時代の絵だよ、レトロどころか骨董品ハードのあずき色のアイツ。…ファミコンって当時から黄ばんでたよね…??ツーコンのマイクとか使った記憶全く無いなぁ…。
より少ないピクセルで描く「チープさ」が今だと凄く可愛いく見える。
ゲームの解像度ってどんどん細かくリアルに滑らかに、実写か!?って思うくらいのものから、本当に実写の現場でゲームエンジン使ってたりと、どんどん写実的になったけど、ふと振り返り制限の多いドット絵を見直してみれば、これって今の感覚だとミニキャラやプチキャラとか、SDと同じ様な枠組み感覚で触れる事ができるモノじゃないのかなって。
ディティールを詰められないぶん、最小限でアイコン的な部分を描くドット絵は、今の時代ではディフォルメキャラと同じ「なんか可愛いグッズ感」があって、時代が一周したよね。
アニメアニメした美少女イラストとか、どこかセクシャルな要素が入るものってどうしても嫌悪感を持つ人はいるし実際撤去されたウォールアートやポスターがあるなんてのもしばしば耳にします。
じゃあドット絵ならどうだろう。初期ドット絵のゼルダ姫やフローラを見て性的嫌悪感を抱く人、絶っっっ対いないよね。
もしいたら特殊性癖のクレーマーだよ…
描写表現が一周した今なら、ドット絵はアイコン的なキャッチさや可愛らしいチープ感デフォルメ感で男女年齢問わず広く受け入れられるはず。
…ドット絵ご先祖のモザイク画ってメソポタ文明の時には既にあるし、人類史的には二週してるのか…
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さてさて、なんぜ記事動画にまとめたかというと。デザフェス遠征で得られたものが「センスの良いモノや面白い発想」だけだったら自己消費だけで特に記録にはしなかったと思います。
「少年期青年期に触れてきたけど今は無くなってしまったもの」こういった郷愁を感じ取れるモノが多く目に飛び込んできたからだと思います。自己消費するだけじゃもったいない、何か書き残しておきたい、そんな情念やら感情やらで2万字近く書いてます、うんバカだね。
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神奈川の藤沢や桜木町近辺をいつもフラフラしてたのだけど、昔は地下道や高架下にウォールアートがたくさんありました。今はすっかり無くなってしまって、清潔だけど灰色の味のガム。
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以前は市民ギャラリーを兼ねていた場所も今となっては老人と俯きスマホ民のただ広いだけの休憩スペース。市民ギャラリーは小田急デパート6階に引き籠りました。デパート6階なんてわざわざ足を運ばない限り行くことなんてないよね。
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プロジェクターや、すのこ(照明とか吊るす枠)完備してるけど、…で?
申し訳程度に映像流してるけど…それで?
玉石混交どんな作品も人の目に触れないと評価すらされません。
世界一美味いラーメン屋があっても、のれんや看板も出さずグーグルマップにも載ってない、確実に潰れます。だってインプレッション機会が無いんだもの。良いモノも存在を知らなければ存在しない事と同じになってしまいます。なんか勝手にネットでバズるなんて事は99%無いよ。
引き籠った市民ギャラリーじゃ目に触れる事も足を止める事も無いよ…。
デザフェスで目に飛び込んできたパフォーマンスやウォールアート群、どうせ使わない無意味スペースならココに常設展示したい。無意味スペースから映えスポットになるよ。
空いてるスポットがあるならアーティストにどんどん埋めて欲しい。
ふと足を止めて眺めてしまう、そんな空間が欲しい。
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例えば2020年の江の島取材で撮影した映えスポット。
女子がキャーキャー言いながら写真撮ってました。たぶんインスタとかにアップするんだろうね…陰キャのコミュ障にはTwitterにしか居場所がない…悲しい…うぅ…。
SNSにアップして勝手に店の宣伝してくれる。集客手段として超おいしくないですか?ウォールアート費用除けば広告宣伝費かかってないんだもの。
(こういうの色々使えると思うんだけどなぁ…)
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例えば地下道や高架下、店先の壁とかにこんなドット絵が描かれてたら超テンション上がらない?BGMとSEが勝手に脳内再生されるよね。絶対写真撮るわコレ。
こういうフォトジェニックな場所が普段からあればなぁ…。
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藤沢地下道どの壁だったか忘れてしまったけど以前は一区画タイルアートでね。ドット絵ウォールアートに出来ないかなぁって。あの可愛らしい猫のやつ。タイル画とドット絵って親和性あるから出来ないかなぁって。
無くなってしまった面白おかしいストリートカルチャー、こういうのをどこかでまた見れないかなって。ドット絵に限らず面白い絵が他にもたくさんあってさ、そういうの日常生活圏内で日頃から見れる様になったら楽しいだろうなぁって。
全部ひっくるめた感想!
クラフトやパフォーマンス、カプセルトイにウォールアート、どれも僕の生活圏から離れてしまった消えてしまった文化だったので、こう…脳がグワーッってなる、そんな空間でした。紹介しきれない面白いアイデアやセンスもたくさん見れたし。男性層が多いのかなって先入観で思ってたけど、女性層も多く半々くらい。それに子連れ…というか子供も多かった。
ワークショップエリアなんかもあって子供も大人も賑わいを見せてました。
たびたび見かけた良いモノに集まる子供の積極的感性は、見習わなければならないと思います…歳取るって怖いね…。
コスチュームの人も凄くて、コミケ等とは方向性が全く別で「ウビャァッ!」って変な声が度々出ました。四本腕の人にガチビビりして「いいリアクションしますね(笑)」など言われたり、ドミトレスク夫人…みたいな?2mあるんじゃないか…?とか、和装でオシャレな人もたくさんいました。ダークソウル感凄いよ。見かける度に「ドゥーン」って脳内SEが鳴る。
予算感間違えて見送ってしまった品が多くて色々心残りです。
ドラマやコミックで実際に小物として使われているガリガリにセンス尖った腕時計とか…あー…無理してでも買っときゃよかった…。木村拓哉が何かのドラマで巻いてる時計だったとか、あと「カタリベのりすと」って漫画で登場してて…あー…。
初手エリアで実弾が半分飛んだ…どうしよ…嘆いてたらオシャレ服のお姉さんが「あっという間に財布溶けちゃうんですよね~♪」…おぉ…貴公…。
あの…財布どころか口座も瞬間的に溶けるかもしれないけど…一度は是非行ってみて欲しい。
大人も子供も、おねーさんも。ついでにオタクも行ってみて欲しい。
…こう…色々と…満足できない身体になると思います…きっと…。
宅配テロ編
せや、ピに土産買わにゃ。
ピとは、色々と興味深いアイデアのヒントはくれるけど答えはくれないので内心ディスってるイベント事に詳しい彼の事である。
お土産①
コミミちゃん袋
日用消耗品にアイコン的キャラがデザインされてたら心境はどう変わるか手に取ってレビューを聞きたい。
コミミちゃんブースの人からの頂き物なのだけれど、自分の感性や発想が間違ってないか確かめたい。
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お土産②
アーマードハラスメント
買えよ?
二つ買ったので一つを。
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お土産③
段々俱楽部 猫三匹セット
実は自分用に購入するの忘れてた。
レビューで一匹開封しちまったわ、嫁と一緒に組め。
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お土産④
謎ストアのHam Ham Burger
口の悪いハム太郎と謎解きゲームするらしい
嫁と一緒に謎解きでもしてろなのだ
ヘゲッッ!!
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お土産⑤
無鵺 ダブったので。
ペンライトで照らすとクリアパーツが透けて光って綺麗だよ。
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クリアファイルに入れてメッセージを添えて。
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けっこう身体しんどくて
こうやって感想出すのに随分時間かかっちゃったけど
デザフェス面白かった!
尖ったセンスやアイデアが本当に刺突してくる
おもしろ不思議イベントだったよ。
多すぎてとても全部は紹介出来ないよ、凄いよ。
小物一つとっても、それを作る人の見え方や感じ方、
捉え方がそれぞれで、なんか不思議空間。
購入出来なかったけど頂いた名刺からSNSをちょくちょく覗きに行ったりする事も増えました。
妖怪の面とか畳細工とかゲームボーイ風のアクリル小物とか、あー…
金、保管場所、時間、健康な身体が無限にあるなら全部欲しい…
みんなも行ってみてね。次は11月だよ。
それじゃ、またね。