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めちゃくちゃ愛されてた日々に、いまだに取り残されてる。

もう絶対戻れないけど、確かにあったんだよ!その日々が。


最近気づいたのは、今の気持ちは彼への執着というより、愛されていた頃の自分への執着だなってこと。

それと、わたしが今たまらなく会いたい人は、今の彼じゃなくてあのときの彼だということ。


それを理解できているときは心が楽だ。
彼は変わっちゃったんだもん、仕方ない。


このnoteには、つらくなってからのことばかり書いてきたけど、わたしにもしあわせな日々がたくさんあった。
彼は全身全霊愛してくれていた。途中までは。

わたしはどうしても、"自分は愛されていたんだ"という証拠を残しておきたいんだと思う。
それが最高の自己肯定だから。

本当にしあわせだったから、なかったことにしたくない。
こんな感情があったなんて!って人生がキラキラしてたあの頃を拾い集めたくなる。


バイトしてた頃は、近所に住んでた彼(当時大学生)が毎日退勤後会いに来てくれてた。

そのあと向かう夜の公園、もはや家と化してたな。
田舎のでっかい公園の小屋、きっとわたしの生き霊がまだ住んでると思う(笑)

帰らないでって言われすぎて何回も親に電車もう一本後ので帰るって連絡し直したなぁ。
伝えた電車の時間にすら間に合わなさそうで、全力ダッシュしてたのバカみたいで最高だったな。


彼が働き始めるまでの2年間、毎日寝落ち通話してた。
よくそんな話すことなくならないなって自分でも感心してた。
知らないことがあるのが嫌で、とんでもない情報量を交換し合ってたなぁ。
ただ好き好き言ってるだけの日もあったけど。

わたしの作った料理やお菓子をこれでもかというぐらい喜んでくれた彼。
誕生日にはチーズケーキ焼いてホールであげるのが恒例だったなぁ。
彼は喜ぶのがほんとに上手な人だったから、作り甲斐があった。

よく長距離散歩した。
わたしが電車でしか行ったことのない場所に、彼は歩いて行く。
それについて行くだけで、知ってる場所なのに違う世界だった。

彼は外でもくっつきたい人だった。肩を抱かれるのが好きだった。

疲れやすい彼、しょっちゅうわたしにもたれかかって重かったな。幸せな重み。


ある日彼が、わたしが先に死んだら…って想像してつらくなったって泣いて電話してきた。
これにはびっくりした。愛されすぎてるなと思ってた。

旅行の帰りも、終わるのが嫌すぎてほんとに泣いてた。
そんなにわたしと離れるの嫌がってくれると、こっちのほうが冷静になって、ほら、はやく帰らないと!ってなってた(笑)あのしあわせなやきもきタイム、忘れられない。


就活も一緒にがんばった。エントリーシートはほとんどわたしが添削したし、めちゃくちゃ面接練習に付き合った。
二人の将来のため、って福利厚生とか一緒に見ながら就職先を選んだ。

子どもの名前は二人でもう決めてあった。


愛情表現、セックスじゃ足りない。そのまだ上って何かないのかな、とか言ってた。

もはや好きすぎてわたしになりたい、わたしから産まれたい、とも言ってた。

しょっちゅうわたしの愛を試すような言動してた。どこまでなら許せる?俺が〇〇したらどうする?とか、いつも確かめたがっていた。


気づけばわたしのほうがあなたのこと好きになってたね。



全部妄想なんかじゃない、ほんとにあったことなんだけど、そんなこと言ってくれてた彼はもういない。

言葉で冷めたと言われたわけでは決してないんだけど、わかるもん。
違いすぎるから。


人の気持ちって変わるんだね。


こんな思い出抱えて次の恋愛しようとするの、無理ゲーすぎる。

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