2023年の京王駅弁大会
2023年1月19日木曜日午後0時過ぎ、自分にとって恒例となっている京王駅弁大会、正確に言うと第58回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会 に出かけた。結構混んで入るのだが、数年前ほどの混雑はない。
まずは輸送駅弁コーナー。入り口はやや混み。まずは神戸市「淡路屋」の駅弁『JR貨物コンテナ弁当 すきやき編』と新登場の『明石の鯛めし編』。黄緑色の特別塗装「19D形式コンテナ」 “幸せの黄緑コンテナ” として親しまれているもの。各1点。
そして岩魚すし、瀬戸内レモン鶏めし、豊後水道味めぐりの計6点。計7180円。
自分の好みとして川魚の弁当はまず買うのだ。西日本偏重の買い方だなと思う。瀬戸内レモンはここ数年でメジャーブランドとしての地位を確立。レモンと言えば、以前の地方グルメファンは佐世保のレモンステーキを想定した
が。
その後は、実演販売の駅弁チェック。特別企画「がんばれ!ローカル線」の「越前大野 九頭竜まいたけ弁当」を買う。大きなターミナル駅以外の駅弁は応援したくなる。一部区間とはいえ、福井出張の際に乗ったばかりだし。
富山駅『復刻 ますのすし小丸』、加賀温泉駅『鉄道開業150周年記念弁当 北陸めぐり』と北陸エリアには注目品多し。さらに、福井の「豪華三種漬け丼」は買いたかったが、製造元の「若廣」は東京駅や日暮里駅に出店されているので、今後買う機会があるかもと思ってやめる(もう結構バッグは重くなっているのだ。午後に池袋のホテルに行く用事があり、断念)
以前の関西出張でお世話になった新大阪駅『八角弁当』と鉄道開業150周年記念の神戸駅『むかしの驛辨當(えきべんとう)』も買いたかったが。松山駅『醤油めし』も好きだが買わず。
駅弁以外に地方の名物品も売っている。会津名物のあわまんじゅうを。行列は5人だが、出来たてのものを詰めるのに時間がかかり、10分ほど待つ。出張でたまに行く福井の「えがわの水羊かん」をちらと横目でチェック。後で買おうと思って最後に寄ると売り切れていた。福井では冬に水ようかんを食べる風習がある。東京でもアンテナショップや伊勢丹で水ようかんフェアが開催されており、また読売テレビ「秘密のケンミンSHOW極」でも紹介され、徐々に知られてきているように思う。
このあともう1回行きたかったが、業務の商店街取材と重なって行けず。
過去の駅弁大会では、戦前の樺太の駅弁を復刻するなどユニークな企画もあったが、最近は海鮮対決など、よく言えば定番の、率直に言えばややマンネリの企画が多いように感じる。企画にもう一工夫をお願いしたい(とエラそうだが思うのである)また来年行きたいし。
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