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選手を信じ抜き、世界を獲る!― 琉球アスティーダ流「勝利の循環」

選手への信頼が生み出す勝利の循環


スポーツの世界では、選手の実力や戦術、フィジカルの強さが語られることが多いですが、それ以上に重要なものがあります。それは、「信頼」です。選手が最高のパフォーマンスを発揮するためには、技術や戦術だけでは不十分です。彼らが自信を持ち、心から戦える環境を作ることこそが、監督や経営者の最も重要な役割です。

琉球アスティーダでは、この「信頼」の力を最大限に活かしてきました。そして、その結果として創設3年目でリーグ初優勝を果たすことができました。この背景には、選手への徹底的な信頼と、その信頼を形にする環境づくりがありました。

この記事では、スポーツのみならず、ビジネスや人生においても応用できる「信頼が生む勝利の循環」について、私の経験を交えてお伝えします。

1. 選手との関係は「信頼」がすべて


私がビジネスでもスポーツでも大切にしている考えは「人がすべて」です。特にプロスポーツの世界では、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるかどうかがチームの成否を決定づけます。そして、それを引き出すために最も重要なのが、「監督や経営者がどれだけ選手を信じてあげられるか」です。

選手たちはプレッシャーに押しつぶされるのではなく、「お前を信じているから、思い切りやれ!」という言葉を受け取ることで、安心し、自信を持ってプレーできます。信頼されていると感じることで、彼らの持つ潜在能力が引き出され、パフォーマンスの向上につながるのです。

スポーツだけでなく、仕事や日常生活においても同じことが言えます。信頼されることで人は伸び、より良い結果を生み出します。そのため、私は選手たちに対しても、社員に対しても、まず「信じること」を徹底しています。

2. 監督・経営者としての役割

信頼するだけでは不十分です。それを形にし、選手が結果を出せる環境を整えることこそ、監督や経営者の本当の役割です。

琉球アスティーダでは、選手が試合や練習に集中できるよう、最高の環境を提供することを最優先に考えています。例えば、最新のトレーニング機材の導入、栄養管理の徹底、メンタルケアの充実、選手のキャリアサポートなど、多方面からサポート体制を整えています。

また、私は選手たちと積極的にコミュニケーションを取ることを心掛けています。試合後に食事を共にし、悩みを聞いたり、何気ない会話を交わしたりすることで、常に「近い距離」でいることを意識しています。このような関係性が、選手にとって「このチームで頑張ろう」と思えるきっかけになり、チーム全体の結束力を高めていくのです。

3. 信頼が生む「勝利の循環」


琉球アスティーダは、創設3年目でリーグ初優勝を果たしました。しかし、その道のりは決して順風満帆ではありませんでした。最初は最下位という苦しいスタート。それでも、私は「このチームは必ず強くなる」と信じ続けました。

選手たちも、その信頼を感じ取ってくれたのでしょう。チームの雰囲気が変わり、プレーの質が向上し、少しずつ勝利を積み重ねていきました。そして、最終的にはリーグ優勝という形で、その信頼が結果として証明されたのです。

この経験から学んだのは、どんな状況でも「信じること」を決して諦めてはいけないということ。どんなに厳しい状況でも、信頼し続けることで、人は成長し、チームは強くなれるのです。

4. 「信じる力」こそが最強の戦略


スポーツ界では、戦術や技術、体力が勝敗を左右する要素として語られがちですが、私が考える最も根本にあるものは「人の力」です。そして、その力を最大限に引き出すのが「信じる力」だと確信しています。

どんなに優れた戦略やトレーニング方法があっても、選手自身が自信を持って戦えなければ勝利にはつながりません。だからこそ、私はこれからも選手たちを全力で信じ抜き、「お前ならできる!」というメッセージを送り続けていきます。

そして、私たちの夢はここで終わりではありません。琉球アスティーダの選手たちと共に、さらなる高みを目指し、世界を獲りにいきます。この志と夢を胸に、私たちはこれからも戦い続けます!

信頼が生み出す勝利の循環。その力を信じて、世界の舞台へ挑みます!

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早川周作 | 琉球アスティーダ代表
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