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片付けできるきっかけ作りの備忘録

産後にメンタルやられて現在リハビリ中の
しゅりです!

何もできない、考えられないようになりそれを脱却するためにやったことの備忘録のひとつ。

今回は部屋の片付けです。

片付けって大変な家事ですね。
特に小さい子がいるとなかなかできなかったりします。

私はメンタルやられる前まで、効率の良い片付け方などをSNSやブログで見たりして割と研究熱心でした。

私の母はいつも部屋を綺麗にしていたので、それが当たり前だと思っており、ちゃんとしないといけないと自分を責め立てて、気持ちを奮い起こして行動していました。

そんな親の気持ちはお構いなしで、子どもたちはお菓子のゴミをそこらへんに置いたり、服は脱ぎ散らかしている。出したものは直さない。

そしてストレスが溜まりまくり、片付けたそばから散らかしていく子どもたちにいつもキレていて、

もう捨てるからね!

と怒って捨てる事もありました。

捨てられる事で本人たちに片付けを意識してもらいたかったのですが、それは逆効果のようでますます片付けない。そしてますますイライラする私。

ある時、実際私自身も片付けないことで怒られてばかりいたことを思い出しました。私も父親からキレられて大事なものを捨てられたこともある。

それで今現在どうなのかといえば、やはり片付けは人よりもできない方ですね。

ああもうその教育の結果はもう出ていますね。自分自身という人間によって。

そして後にメンタルやられまして、考える事も家事をする事も何もできなくなりました。

もちろん家の中も散らかりまくりです。

やろうやろうと思っても体が動いてくれない。どうにか動けても頭がフラフラするし、眠たくなる、立っていられない。どうしたらいいか分からない。

しばらくは何もせずに休んでいたのですが、休んでばかりいられるわけではないし、そんな甘ったれた自分にも嫌気がさしてきました。

ある時保育園の園長先生と話す機会があり、その事を話してみたら

”いやいや、子どもが小さい時は散らかって当たり前!それが普通!逆に綺麗にしてる方が不思議なくらいよ!”

と言ってもらえてそうなんだと安心しました。

それからは片付けはほどほどにして、できる時に少しづつやるように方向転換しました。

そして少し体が動けそうな時に、とりあえず何か一つだけ片付けようと試みました。

その時は思考が固まったような状態だったので、段取り組むとか効率よくとか、そのような高度なことはできません。

なので何も考えず、とりあえずそこら辺に落ちているペンを払ってどこかおこうとしました。

そのペンを拾ってテーブルの上に置いたら、テーブルにゴミが置いてあるので捨てました。

そしたらそうだ明日ゴミの日だからゴミまとめよう…

そんな感じで先のことは置いといて、目の前にある一つのことやってみようとしたらできなかった片付けが少しできるようになりました。

それはもう、嬉しくて嬉しくて!
できなかった事ができるようになるって、こんなに嬉しい事なんだと改めて感じましたね。


そこから考えを改めまして

できない事は成長する良い機会で、
できた喜びを感じられるチャンスでもある。

子ども達にも、その喜びを感じてもらうためにはどうしたら良いかを考えました。

長男は早生まれなので、同じ学年の子達よりもできないことが多く、本人も苦労していたようですが、良い先生に巡り会い、自分に自信が持てるようになったようです。

それからの成長はとても早く、自分で自分のことが自然とできるようになり、整理整頓も部屋の片付けも難なくこなせるように変化していきました。

一つのことに自信を持てると他の事もこなせるようになるんだなと気付かされました。

その変化に私自身もびっくりして、できるようになったことを褒めまくりました。

次男は少しADHDの傾向があり整理整頓はかなり苦手です。書類の整理はできないし、グループに分けて仕分けすることも難しい。学校からもらってきたプリント類はすぐ無くす。そんな感じでした。

ですが彼は中学生から文房具にハマり、買い集めるようになりました。

そして、それらを綺麗に並べてコレクションしたいがためにインテリアにもこだわり始め、部屋を整理整頓するようになったのです。結果的に書類などの仕分けも少しづつできるようになりました。

やはり好きなものの力は偉大です。

お金はまあまあかかるので、なるべく自分のお小遣いなどで購入してもらい、お高い文房具は誕生日やクリスマスプレゼントで渡しました。

文房具を入れる収納は家にあるものや100円ショップのものを本人なりに工夫して活用しましたね。

今はテスト前後は散らかっていますが、以前より片付ける事は苦ではない様子です。

長女は以前はわりとやっていたのですが、お年頃になってきてからは片付けをしません。

しばらくは自主的に行動できるようにと思い、たまに片付けることを促しましていましたが、なかなか部屋を片付けない。

彼女は漫画が好きなので漫画を集めています。
次男の時のように本人の気に入った本棚を購入しましたが、それでも全く部屋を片付けない。

なかなか手強い、どうしようか。

こうなったらちょっと強気で出てみようと彼女に条件を出しました。

今まで何回言っても行動をしなかったのですが、その条件を伝えたことで、部屋を片付けることができました。

そのために私がしたことは彼女が行動できるように促すこと。

その経緯をこちらで記述したいと思います。


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