睡眠サイクルと夫婦間の考えを調整するのは難しい
睡眠サイクルが乱れている次男。
高校入ってから慣れない電車通学と、早起きと、知らない人ばかりのところで体力も神経も使っているのだろう。
家に帰ったらすぐ寝てしまう。
“ご飯ができたよ”
と起こそうとしたら
“うっせえなあ!”
と言われた。
なんか高校入ってから口悪いな。
次男は夕食前に寝てしまい、夜中起きてしまう。そして夜寝られなくなったり、イライラしてしまう事がよくある。
大人になった時辛くなるだろうから、今のうちに治療した方が良いと思う私。
実は私自身も中高生時同じ事で悩まされていた。
当時はだらしない人扱いで、父親は怒鳴ってくるばかり。
そのため癇癪が強くなり、精神面も余計悪化して何も解決せずそのまま大人になった。とても生きにくさを感じていた。
あの時ちゃんと病院へ行っていたら、大人になってから苦しまなくてもよかったかもしれない。
そんな思いがあり、次男を発達の相談ができそうな小児科で相談したがどこも様子見ましょうで終わる。
様子見ましょうでなにも解決しない。
それで高校受験も大変だった。
本人も気にしていて、どうにか治したいという気持ちはとても伝わる。
かかりつけの小児科の先生に相談して、市立病院へ紹介状を書いてもらい発達の検査してもらう事になった。
だが、予約が埋まってて最短でも3ヶ月後。
その頃もう高校生だわ。
春休み中に検査してもらいたかったが、予約いっぱいでダメだった。
それまでどうしたら良いのか。
とりあえず起こす時は怒らない。
イライラされてもちょっと堪える。
“少しづつ起きれたら起きなさいね”
と促すように話す。
起きた時、寝てしまったことが悔しくなってイライラしているようだったら
“身体が疲れてるからしょうがないよ、身体が休みたいって言ってるんだよ。”
とか言うようにしている。
とにかく自分はダメな人間だと思わせない事。
心を落ち着かせ安心させてあげる事。
それを念頭に置いている。
それが正しいのか分からないが。
心が乱れてそのまま大人になってしまったら、きっと生きづらくなると思っている。
一応高校の担任の先生にも状況を話して、何かあったら対応してもらえるよう体制を整えておいた。
だが主人は
甘やかしすぎだ。甘やかすな、もっと厳しくした方が良いと私に言ってくる。
主人は私の父と同じタイプの感性なのかもしれない。主人の次男への対応を見たら、私は当時の事をフラッシュバックする。
私は父の厳しい躾に耐えられなく毎日恐怖だった。
今思えば大人になってから生きづらかったのはその時の恐怖もあるだろう。
なので主人と同じ考えは持てない。
夫婦は所詮他人。生き方も考え方も違う。もちろん子育てに関しても考えが違う。
それを共通認識にしていくのは難しい。
主人と次男のやり取りの間に立たされて、たまに気が狂いそうになるが、こんな事で狂いたくない。
一度共通認識を持つため次男の検査結果の時、病院の先生の話を主人も一緒に聞いた方が良いかと思っている。