夏バテで倒れる寸前に薬局のおばちゃんが「これを食べなさい!」
それは25年前のこと。
入社して初めて迎えた夏。ガテンなお仕事に就いた私は、そのあまりのキツさに、
体力をあっという間に失い、
食欲は遥か彼方へ消え去って、
体重はどんどん落ちてゆく(今なら大歓迎💖)
それでも仕事は繁忙期ゆえに全く休めなかったので、
唯一の栄養源は、駅の中にある薬局で買う「○ボビタンD」
帰り道に毎日寄って一本だけ購入してゆく、汗臭いヘロヘロドロドロな私に、ある日、その薬局のおばちゃんが声をかけてくれました。
「あなた、、、毎日○ボビタンDを買ってゆくけれど、それしか飲んでなんじゃないの?」
「あ、、はい。。あとは水ですかね。」
「そんなんじゃ、死んじゃうわよ!!食欲がないなら、これを食べなさい!」
と、持ってきてくださったのが、デーツでした。
棗椰子の実を乾燥したものですね。まさにこの商品です。
成分表引用:https://arima.co.jp/nutslabo-blog/column/dates/2020/06/04/2055/
5粒でおおよそ266カロリー。カリウム、カルシウムなどの栄養素を豊富に含むスーパーフードを言われるドライフルーツです。
もう、判断力すら曖昧になっていた私は、素直にそのデーツを購入し、
初めて見た、、その、全体的にアレに(自主規制)見える、その実をおそるおそる口に含んだ時の衝撃は、
「あ、干し柿に似てるな。。。」
でした(笑)
それでも、口の中いっぱいに広がる感動的な甘味に驚きました。
「これで明日も、仕事できる。。。」
そう、思ってほっとしたのをリアルに覚えています。
その後、毎日その薬局を訪れデーツを購入しました。400円近くするデーツの小袋は、月給13万程度だったわたしには、かなり痛い出費でしたが、倒れて仕事ができなくなるよりはマシです。
でも、デーツを食べるようになったことで、少しづつ食欲も戻り、なんとかその夏を乗り越えることができました。
あぁ、あの時の薬局のおばちゃん、ありがとう。
わたしにデーツを教えてくれてありがとう!
それ以来、疲れが溜まった時のご褒美はデーツになりました。
体調がすぐれない時の助け舟もデーツになりました。
「いざとなったらこれがある!」的なお守り食材として、デーツを食べていました。
そして、いまはゆる糖質制限ダイエットの強い味方として、デーツを食べています。(砂糖不使用のドライフルーツなので)
おばちゃんが気遣ってくれた、その優しさを思い出しながら。
永遠に、LOVE💖 デーツ。
それにしても、このパッケージの下にあるヒエログリフ、、、なんて書いてあるんでしょうね。気になる。。。
それでは、また!
デーツ蔵
じゃなかった。
shuri蔵
追伸:いまはいろんな品種のデーツが身近に手にはいりますね。現在うちにあるのはコストコのデーツです。
自分自身が夏バテに効果があったことを実感しているので、夏は常備しているし、子供の習い事の時の栄養補給として持たせてたりしています。
ちなみにインフルエンザの高熱でうなされて食欲を失ったときも、デーツは食べられました。
ちょっとづつ、リスみたいに齧っていました。
味に好みが分かれるとは思いますが、食欲がない時に、試してみてください。