夏のたたかい

私のとても嫌いなものは、蚊 です。
本当に、イヤです。見るのも嫌です。
(好きな人なんていないと思いますが)

蚊の羽音をきくだけで、ゾッとします。
イラッともします。
刺されたらもう、ガックリです。
刺されやすい人と、刺されにくい人が居るとの事ですが、私は とても 刺されやすい人です。

血を吸われて、さらに痒いなんて、酷い話です。しかも、掻いてしまったら、刺され跡が(歳のせいか)何日も残ります。
蚊から人へは、何もいい事がないです。




蚊は、メスしか血を吸いません。
血を吸う時に、血小板の凝固を防ぐ物質を含む唾液を、蚊が 出すのですが、それが痒みの原因だそうです。

蚊は、必要な分まで血を吸うと、最後その 痒み成分の唾液も一緒に吸ってゆくので、痒みは 少なくなるとか…

と、聞いても そんな…蚊の勝手な話に、耳を貸すつもりは、ありません。
見つけ次第、バチッと叩きます。
だいたい、逃げられてしまいますが…。

蚊なんて、あんなにも、細くて風にも飛ばされてしまいそうな 身体のくせに、血液なんていう、栄養の濃そうなものを、
なぜ吸うのか?。
必要とは、とても思えぬのです。

しかもそれにより、伝染病を媒介して、人を死にまで至らしめたりします。あんなにもヒョロヒョロなのに…..
恐ろしいやつです。

息子に
『お母さんは、 ビール呑むから蚊に刺されるんじゃない?』
と、言われました。そうかも?。

大昔、江戸時代の頃、身体中に酒を塗りたくられ蚊や、ブヨの多い 森などに、縛られて 吊るされるという拷問があったそうです。

なんとも凄い拷問です。聞いただけで痒いです。
よくもまあ、考えついたものだと、感心すらしてしまいます。どんな、怖い話より怖いです。

蚊は、お酒の匂いを好むという 息子の予想も
そう違わないかもしれません。



私は旅中、この大自然の川の写真を撮っているときに、どうやらブヨに刺されたようで、とてつもなく酷い痒みにしばらく悩まされました。

人間は 『痛い』より、『痒い』のほうが、辛い気がする…。
しかも、もし 手で 掻かせてもらえなかったから、このむずむず しさは、本当に 辛すぎる。

目を閉じて、うずくまっても 横になっても 何をしても、辛いだろう。

痒くて痒くて 気が狂いそうな時に、出産の時の痛みを思い出し、『痛み』と、『痒み』は どっちが辛いか?!…なんて、自問自答してしまいました。

禁酒…ではなく、虫除け、液体ムヒ、虫除けシール虫パッチ 常備して対応しましょうか。

ハチも、蚊も、カマキリも、、、人間も?メスが強いなぁと、思います。

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