姪のお祝い

週末に 息子1.息子2 と 共に  私の父母に 会いに 実家へ遊びに行くことにしました。

ちょうど、その日、父と母は去年  三女が出産した 孫娘の “桃の初節句”  のお祝いをしに行くと いうので、私達も一緒にお祝いをする事になりました。




私の 父母は、4人の娘という子宝に恵まれましたが、本当は、男児が 1人くらいは 欲しかったというのが、本音の様です。  

男の子が欲しいから4人目まで頑張ったと言っても、過言ではありません。
野球が好きだった父は、子供とのキャッチボールを夢見て男子を望みました。

私達、姉妹が成長してからも、時々、
『子供が男の子だったら、お父さんは教えてやりたい事が沢山あったんだよ』とも、話していました。

が、しかし、残念ながら 4番目も女子でした。 

なので、男児の孫が  産まれる!! と知った時には  とても喜び、 誕生してからは、新しい物を見る様に、  ワクワクと、楽しそうに、していました。      

が…  男の子の孫が 続けて 三人も誕生してきてからは、なんだか表情は、険しめになります。

なぜなら、成長するにしたがい 男児が集まった時の、  騒々しさと、荒々しさと、勇ましさと、悪戯具合…

『ダメだよ』と言った3秒後には、同じ事をしている、アホさ加減に、だいぶ引き気味でした。

『なんで男の子ってこうなの?(イラッ)』という具合でしたので、

去年の 七夕に、女児の孫が 誕生してくれた時は、とても喜び、これで “穏やかな孫”  の 時間が 過ごせるんじゃないかと、新鮮な気持ちでら祝福をしていました。

まるで 荒れ果てた大地に、女神様が降臨の様な、ほっとした風でした。  


姪っ子は、半年会わないうちに、人らしく成長をしていました。

孫娘を 抱っこする時の  父の顔は、目尻が下がり なんとも、優しくて、嬉しそうです。  

その顔をみていると、これが、一番の親孝行だなと、しみじみ 感じました。  

戦前生まれの父には、会う度に  

“歳をとったな…”   と、  感じずにはいられない今日   この頃です。  

あと、何回 抱っこさせてあげられるのか…  

それくらいの事しか、出来ないけれど、  

嬉しそうなど横顔をみて、出来る限りは、会わせてあげたいなと、思いました。    

その隣で、けたたましく、戦いごっこを 繰り広げる   男児達をみて    

『あなたも大変ね…
私には、とてもじゃないけど、あんな男の子達を、育てるの無理だわぁ…… やだやだ。ウチは 女の子で良かった…』

と、母に  しみじみ 嫌煙気味に言われ、祖父母を疲れされない程度に…実家へは、ほどほどに遊びに来ようと思いました。

日帰りくらいが、ちょうどいいのかもしれません。


生きて いればこその 毎日。  

『生きている』のは、当たり前じゃない。  

いつまでも、次があるとは限らない。

今回が最後かもしれない。

そう、わかっていれば 会いにも行くし、  

毎日が、貴重な日に思えます。  


最近 強く思う事です。  

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