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グロス改めリキッドリップ

約3年に及んだマスク生活によって
手持ちのリップはマットで落ちにくいものが
中心となっていました
やっとマスクが外せるようになって
リップメイクを楽しみたい!と思ったとき
ちゅるんとした質感のリップグロスに
懐かしさよりも新鮮さを感じたこの夏

ん???ちょっと待てよ???
グロスって最近聞かないな、、、?
あれ、もしかしてグロスってもう古い、、、?

10年くらい前、エチュードハウスで
チューブタイプのリップグロスを買って以来
Diorのマキシマイザーや
クラランスのリップオイルを使ってきましたが
あれ、どれもグロスなんてワード
商品名についてないじゃない

これはグロスの仲間だな、と思うものも
グロスなんて名前はついてない
みんなリクイドだのジェムだの
とろみのある質感とか
唇への優しさを謳った商品名にしているだけで
グロスと言い切っている商品の少なさたるや

嗚呼わたしの知らないうちに
グロスは絶滅したの、、、?

急にもう誰も使っていない言葉を
いまだに使っているような感覚に陥ってしまい
ちょっぴり恥ずかしくなってしまいました
だって最近では新品のことを
おニューなんて言わないんでしょ、、、?

心配になったわたしは
楽天マガジン内の美容雑誌で
グロスという単語が使われているか
片っ端から調べてみることにしました
(SNSでなんでも検索する時代ですが
個人的には雑誌への圧倒的信頼感があるのです)
すると、某美容雑誌ではベスコスの紹介で
"グロス&リキッドリップ部門"と
カテゴライズした見出しに
グロスという単語を発見!
まだいた、グロス!!!

そしてそれと同時に
ああ、なるほど、リキッドリップだ、、、!
と腑に落ちました
グロスって呼ぶのはなんだか古くさい気がして
でもあのちゅるんとした質感のリップアイテムを
グロス以外の名前でなんと呼んだらいいのか
もやもやしていた気持ちが
すーっと晴れていくような感覚になりました

確かにリキッドリップなら聞き馴染みがあって
どんな商品かイメージしやすいし
発色の良さも伝わる気がします
あと、グロスという言葉がまだ使われていて
ちょっとだけ安心しました

でももうグロスって呼ぶのが
なんだか恥ずかしくなってしまったのも事実
今こそグロスの呼び方を
アップデートするときなのかもしれません
いままでありがとうグロス
今日から君はリキッドリップだ


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