働くことは遊びと同義でありたい
「働くことは苦しいもの」という考え方、皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
仕事は義務であり、遊びや楽しみとは切り離されたものだと。
しかし、私はこの考え方にずっと違和感を覚えていました。なぜなら、人生の大半を占める仕事を少しでも楽しみたいと思うことは、決して悪いことではないと思うからです。
仕事と遊びの境界線
私たちの人生の多くの時間が仕事に費やされます。それなのに、その時間を楽しむことに罪悪感を感じるのは不思議なことです。
今の時代、転職は当たり前になりつつあり、誰もが自分に合った仕事を探す自由があります。その自由を生かして、自分の興味や情熱を仕事に反映させることができる時代だからこそ、仕事を「遊び」に近づけることができるのではないでしょうか。
社会的プレッシャーと違和感
「死ぬ気で頑張れ」という言葉、聞いたことがありますか?
私はこの言葉を聞くたびに、自分が社会に適応できていないのではないかと感じることがあります。なぜなら、私は仕事に命を懸けることが正しいとは思えないからです。
私はもともと、努力することが大好きでした。「努力すれば必ず報われる」という言葉を信じて、仕事にも全力で取り組んでいました。自分を追い込んで、限界を超えようとしたこともあります。
でも、ある日、文字通り死にかけてしまったのです。体も心も限界を超えてしまい、仕事が終わるたびに倒れ込むような日々が続きました。
それ以来、私は「仕事=苦しいもの」という常識に対して強い疑問を抱くようになりました。
仕事観の変化と転職
その出来事をきっかけに、自分の健康と心を守るためには、仕事に対する考え方を変える必要があると感じました。
そして、思い切って転職することを決意したのです。
今の仕事では、以前のように無理をすることなく、楽しく働けています。
もちろん、努力を全くしないわけではありませんが、楽しさを感じながら仕事ができることが、何よりも幸せだと感じています。
夢中になることの力
「努力は夢中に勝てない」という言葉があります。
これは、私が仕事に対して抱く強い信念の一つです。努力を重ねることはもちろん大切ですが、何よりも重要なのは、夢中になれる仕事を見つけることです。
夢中になっている時、人は苦しさを感じることなく、自分のベストを尽くすことができます。
また、仕事は勉強と違って、必ずしもやった分だけ結果が返ってくるとは限りません。それでも、楽しみながら取り組むことで、成果以上の満足感を得ることができると思うのです。
さいごに
「仕事=苦しいもの」という社会の常識に対して、私は今でも強い違和感を覚えます。
なぜなら、仕事は人生の大半を占めるものであり、その時間を苦しんで過ごすのはもったいないと感じるからです。
だからこそ、「働くことは、遊びと同義でありたい」と私は思います。
仕事を楽しむことができれば、人生そのものもより充実したものになるでしょう。そして、自分らしい働き方を見つけることが、何よりも大切です。
今の仕事に違和感を感じるなら、一度立ち止まって自分に問いかけてみてください。
「この仕事を楽しんでいるか?」
「夢中になれているか?」と。
天職というものは簡単には出会えないかもしれません。そもそもそんなものは、存在しないのかもしれません。
それでも、人生は一度きりです。
自分に合った、そして心から楽しめる働き方と出会えたら幸せですね。
誤解を恐れずに言うと、安易に転職を勧めているわけではありません。
むしろ悪戯に転職回数を重ねる事は不利だともいえます。
でも、もし、人生に諦めてしまっている人がいたら、少しでも励みになれば嬉しいです。
それでは。