【カタカムナ音読法との出会い♡】
千年後の子孫たちに何が残せるのか?
以前、そんなテーマを掲げて『千年のしあわせ』と言うワークショップを、友人と三人で鎌倉にある素敵なホールで開催していた。半年に一回の割合で定期的に5回ほど開催しただろうか。
コロナ騒動前のことである。
その時の友人の一人と、久しぶりにZoomで話す機会があった。お互いの近況等を話していると、『カタカムナ』と言う共通の話題が出て来た。『カタカムナ』についてはいろんな書物が出ていて、一部の間ではでっち上げのインチキと言われたりしている。
私の中では、その不思議な成り立ちを含めて何かとても氣になるものとして、興味の赴くままアンテナを張っていることを話すと、友人からは『カタカムナ』の音読で、子どもたちの学力を飛躍的に伸ばしている家庭教師の先生が書いた本を紹介された。
川上から川下へ、古い年代順に古典を音読して学んでゆくと、その後の現代文の読解が楽になり、国語力が育まれ、結果他の教科の成績も自ずと良くなるとのこと。
学生の頃古典も漢文も大嫌いだった私には、にわかに信じがたいことだったが、日本語の最も川上となるのが『カタカムナ』であると聞いて俄然興味が湧いてきた!
早速、友人からは紹介された本、
「未来の学力は『親子の古典音読』で決まる!」
〜松永暢史氏著〜
を購入して、本で書かれていることが本当かどうか、二人の人体実験を始めることにした。
友人が既に購入していた、本の作者松永暢史先生のDVDを基に、週二回Zoomを繋いで、まずは音読の基礎となる母音と子音の発音の練習からスタートさせる。
一緒にワークショップを主催している頃から二人共「音」には敏感で、「共振・共鳴」にこだわっていたので、DVDに合わせて発声するのは思いの外楽しい時間だった。
回を重ねて母音の音を探求してゆくと、不思議なことに周りの人たちの発音や、発する言葉により敏感になるのを感じた。特にお仕事で接する若い人たちのいい加減(?)な発音が氣になるし、相手の言っていることを聴き取る力がかなり後退していることに改めて驚かされる。
時代の移り変わりの中で、日本語がある程度乱れるのは致し方ないこととやり過ごしていたが、実はあらゆる問題の根底となり得る深刻な「歪み」となっているのでは思うようになった。
昨年末から始めたDVDによる二人の人体実験。
動画の中で、何回も松永先生からダメ出しされてもめげずに頑張る小笠原君に励まされながら、回を重ねて2、3ヶ月経った頃「いつかDVDである程度音読をマスターして、松永先生に会えたらいいね。」と話していたら、何と4月から音読指導員養成講座が始まると案内が届く。
動画の中の松永先生から直接教われるチャンスが、そんなタイミングでやって来るとは!これは受講しなさいと言うことなのかしら?
まぁ、受講料も何とかなるでしょうとエイヤット申し込み、友人と一緒に音読道場の門を叩くこととなった。つづく。
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