【発声練習♡】
「日本語の音読」は、5つの母音と45の子音の発声から始める。口の開け方にはお作法があって、一つ一つ丁寧にお伝えしている。そして、発声は最大限に大きな声を出して行う。響かせる場所を確認する為だ。自ずと腹式呼吸で腹から出すので全身運動となる。
真剣に五十音を発声するとお腹が減る程エネルギーを使う。健康にも良さそうだ。
五十音の発声をしていると、昔、ヴォーカルスクールに通っていた頃を思い出す。30歳位だった思うが…人を感動させるような歌を歌いたいと急に思い立って、というより、強い思いに駆られて始めたのだ。今考えると顔から火が出る程恥ずかしいことだが、当時は至って真剣だった。
そこでは声や喉、呼吸や発声について独特なアプローチで教わったり、「表現」についてさまざまな角度から学んだり、一流のヴォーカリストの声や名曲をたくさんたくさん聴いた記憶がある。
ヴォーカリストは生身の身体が楽器になる。いろんなジャンルの歌をたくさん聴いていると、どこを響かせて歌っているのかを聴き分ける癖がついていた。
「日本語の音読」も同じで、どこを響かせているのかが分かってくると面白い。母音一つ一つ、子音一つ一つに響きの個性がある。松永暢史先生の声を聴いていると、それが伝わって来る。「一音一音に意味がある」と言うのが体感覚で分かる。「日本語」ならではのことだ。
世界でも稀に見る「日本語」の「音」。それを聴き分けることができる「日本人」の感覚。そして、そこに「和歌」のリズムが加わると、えも言われぬ美しい「日本語の音読」となる。
日本人なら、いや、外国人にもこの美しさを知ってもらいたい。質の良い日本語を知ること、発声することで、さらに豊かに表現ができるようになると思うがいかがだろう。
明日、10月10日は「音読の日」と、勝手ながら決めている訳だが…ぜひ体験して欲しい。
音 読 道 場 体 験 会
【日時】
2022年10月10日(月祝)10:00〜12:00
【場所】
浦和駅東口駅前 浦和コミュニティセンター第5集会室(浦和パルコ10階)
【主催】
日本語音読指導者 石田珠理、曽我旬子
【参加費】
無料
【申込み】
下記よりお申し込みください。
https://my.formman.com/t/8Cwu/
【お問合せ】
e-mail ondokusaitama@gmail.com
【参考リンク】
EDORG JAPAN公式サイト | 子どもの素質を活かすオーガニックな教育
https://edorg.jp/
松永式音読法 | 日本語音読道場 | 一般社団法人EDORG JAPAN
https://matsunagadojo.com/ondoku-matsunaga/
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