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【認定試験♡】

「試験」と言うものを受けたのは何年振りだろうか?職場で決められた試験で、ある程度経験を積んだ人から順番に受けるものらしい。

私は、特に認定されても、されなくても、どちらでもいいのにと思っていたが、受けない自由はないとのこと。
まず、試験を受ける前に、3ヶ月程かけて、自習形式のWebにあるe-Learningのコースを完了させなければならない。コースの章ごとにワークシートが用意されていて、全て入力して、進捗を管理者に報告する。はっきり言って、面倒くさい。

これを、仕事の合間を見つけてやるのだが、思うように進まない。コースが進むと、トップ・ページに「〇〇%完了」と棒グラフで進捗が表示される。合間に何とか頑張って集中して3時間程やって、これで+20パーセント位は進んだだろうと画面を覗いてみると、数パーセントしか進んでいないこともある。がっかりだ。

いつも頭の片隅で、「早く完了させなくては!」と考えているのも結構ストレスとなっていた。そんな思いをして、やっとこさ先週、コースを完了させることができ、今日、仕上げの認定試験を受ける日だった。

学生の時から試験勉強は嫌いで、いつも一夜漬けでヤマをかけては、外している人だった。当時は覚えようと思えば、一晩で暗記して何とかなっていたが、今や、3歩歩くと忘れてしまう鶏さんよりショートメモリーになってしまい、殆ど暗記が出来なくなっている。ボケでしまったのかと疑ってしまう程ひどいものだ!(涙)

今回の試験は、テキストの持ち込みがOKで、パソコンを使って選択問題を解く形式なので、内容を暗記する必要はないが、どこに何が書いてあるか位は覚えて臨もうとしたのだが、それすらもただ頭の中を通過するだけで覚えられなかった。

試験当日は、指定された会議室に一人閉じこもって、パソコンに向かい、ひたすらテキストをパラパラとめくりながら、目次を頼りに問題の答えが書いてあるところを探して、選択肢をクリックして回答するを繰り返す。画面の片隅には、時計が表示され、制限時間がカウントダウンされる。

選択式の試験は、引っ掛け問題が多い。一回読んでもピンと来ない時には、問題を音読してみた。音読すると、問題の意味をスッと理解出来るので、この方法はとても役に立った。

試験は3つのテーマに分かれて出題され、それぞれが100点満点で、80点以上が合格となる。最初のテーマで80点未満だとその時点で不合格となるが、その場合も残り2つを受けなければならないが、そんな悲しいことは絶対に避けたい。

それぞれの試験の最後に「採点」のボタンが出てくるので、そこをクリックするとその場で採点される。

まずは、一つ目のテーマの回答が終わり、ドキドキしながら「採点」ボタンを「えい、やっ!」と押す。カーソルがくるくると回って、画面が展開して…100点!やった!

そのまま次のテーマへ移る。問題を音読、テキストをパラパラ、クリックして回答…を繰り返して、最後の「採点」ボタンを押す。画面が展開して…100点!!うん、いい調子だ。冴えている!!

最後の3つ目のテーマへと移る。ここまで来ると、全て100点満点で合格したい欲が出てくる。始めはギリギリの点数でも合格できれば良いと思っていたのに…。変なプレッシャーを感じながら、集中力を切らさぬように踏ん張って、回答を続ける。そして、とうとう最後の「採点」ボタンへたどり着く。

さて、満点に行けるか?クリックする手が一瞬固まるが、目を瞑って、クリック…画面が展開して…100点!!!やった!!!

久しぶりに感じたすごい達成感だった。

とりあえず、合格できてホッとしている。めでたし、めでたし。

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