登下校とヘッドホン

私が使っているヘッドホンが壊れたんだ…。ショック。高校2年生から使い始めて2年ほど経った。愛用していたのに…。高校生の時、18歳以下対象に国から頂いたお金で近くの家電製品に走り、黒の5000円ぐらいのSONYのヘッドホンを買った。好きくなかった高校生活もヘッドホンのおかげで、少しは楽に登校できた。歩いて7分で着く高校に私の大好きな3曲聴くためにゆっくり歩いたあの日々。1曲目はあいみょんの「ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌」。2曲目はHump Backの「拝啓、少年よ」。3曲目はあいみょんの「RING DING」。高校に行く朝の憂鬱さをかき消してくれる言葉達に救われた。今となっては短かった3年間。そんな黒のヘッドホンの右耳の方が壊れてしまった。悲しみと驚きのあまり
「そんなことある?」と笑い声が響いた。私だって死んだ時は、泣かれるより笑われたい。だからこれでよかったのかもしれない。新しい相棒は、今まで使ってたヘッドホンの最新版。色はブルーと書いているが、正確にはアクアグレイのような色。捨てられない黒のヘッドホンはきっと引っ越す時が来るまで部屋に飾っているやろな。

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