【ORASトリプル】クモのす滅び(イトマル付き)【構築記事】
アリアドスパーティ第14弾。クモといえばクモのすだ。
構築経緯
クモのす。
自分が場にいる間、相手の交換を封じる変化技。くろいまなざし、とおせんぼうも同じ効果。
アリアドス系統の元専用技で、5世代からデンチュラ系統も使い手として現れた。7世代からオニシズクモ系統にも与えられる。そして8世代、ソード・シールドから廃止。
3DSのオンラインサービス廃止に伴い、(オフライン対戦以外では)姿を消す要素の一つ。今のうちに使っておこう!
効果を活かすなら滅びパーティ。
メガゲンガーとアリアドスの入った毒統一を作ったことがあったからその2匹の調整や技を変更しつつ、試しに自分でパーティを組んでみる。しかし全く勝てない。
結局、真面目に調べて基本に忠実に組み直すことに。
まず影踏みのメガゲンガーとゴチルゼルは必須。これは身に沁みて理解した。
それから滅び役2体目もいないと厳しい。アリアドスが炎弱点なので、ここはニョロトノ。
威嚇とワイドガードも必要。素直に脱出ボタンカポエラー。
このメンバーが入っている記事を探して参考にした。
ここから変えていくなら、モロバレルをアリアドスにできる。いかりのこな枠が交代封じも担うかたち。
クモのすは先発で滅びの歌と同時に使いたい。
この記事ではモロバレルを先発とする実際の動きについても細かく解説してくれているため、アリアドスに読み替えて大体その通りに戦うことにする。
最後に、ルンパッパの部分。
2匹目の猫だけど、一応ここも変えられそうな気はするな…
イトマル「イトマルです!」
おや、こんなところにイトマルが…
パーティ紹介
個体紹介
アリアドス
特性:ふみん
持ち物:バコウのみ
わざ:クモのす/いかりのこな/とびはねる/まもる
性格:なまいき
努力値:H252 B76 D180
調整意図:ファイアローの鉢巻きブレバをバコウ込みで確定耐え 残りD
重力が強い状態では飛び跳ねられない。しかしメガゲンガーが地面弱点であるため、地震を誘うと考え穴を掘るを敬遠した。2回重力パに当たって困った。
アリアドス自体挑発を受けがちなポケモンなので、挑発されても使えるまとわりつくのほうがいい気がする。
クモのすは相手の脱出ボタンを発動させないが、脱出ボタン持ちはいずれ味方殴りで脱出していくし…。
他にはゴツメやてつのトゲを触らないことくらい?
イトマル
特性:ふみん
持ち物:しんかのきせき
わざ:クモのす/いかりのこな/あなをほる/まもる
性格:のんき
努力値:HB252 D4
補足:レベル49(最遅30族ー1)
蜘蛛2匹構築を組むチャンスな気がして採用。
以前は1発確実に耐えるタスキにしていたが、滅びターンを耐えきる期待で輝石に変更。フェイントされやすいパーティでもあるのでタスキで耐えても処理されるという懸念もあった。
飛び跳ねるではなく穴を掘るなのでこっちは重力が強くても大丈夫!HB特化で地震を耐えよう。
怒りの粉で1ターンだけ稼いで倒れることで残数不利になる。
同じS30族でキノコの胞子も再生力もあるモロバレルの方がいいね。
一応、トリル下で先制で穴を掘り、トリル切れにより後攻で浮上、守って判定勝ちを狙う動きが(理論上)可能。なお「お互い残数3体以下でトリル最終ターンに歌う」という状況が発生しなかったため活きなかった。
相手の火力が低く輝石のおかげで耐えられる場合やイトマルが放置される場合などでクモのすを使い、滅びに貢献することもあった。少しだけね。
メガゲンガー
特性:ふゆう→かげふみ
持ち物:ゲンガナイト
わざ:ほろびのうた/かなしばり/シャドーボール/まもる
性格:おくびょう
努力値:H188 D68 S252
調整意図:参考にした記事の調整かつ、トリプルwikiの調整
滅びのメガゲンガー。
ゴチルゼル
特性:かげふみ
持ち物:たべのこし
わざ:リフレクター/いやしのはどう/トリックルーム/まもる
性格:なまいき
努力値:HD252 B4
滅びのゴチルゼル。
ニョロトノ
特性:あめふらし
持ち物:オボンのみ
わざ:ねっとう/ほろびのうた/あまごい/まもる
性格:おだやか
努力値:HB252 D4
滅びのニョロトノ。
カポエラー
特性:いかく
持ち物:だっしゅつボタン
わざ:インファイト/ねこだまし/ワイドガード/みきり
性格:しんちょう
努力値:252-4-132-x-76-44
調整意図:トリプルwiki
以前育てた個体のフェイントを見切りに変えた。
動かし方
基本は参考にした記事の通り。
先発のゲンガーの反対端にアリアドスを出してスタート。
目の前の相手がゴーストでなければクモのす。続いて守る。
3ターン目にゴチルゼル交代して影踏みで引き継ぎ、4ターン目ゴチルゼルが守れば完了。
カポエラーが脱出するとゴチルゼルが出ることは相手にもわかっていることが多いため、カポエラーが狙われないことも。そういうときでもゲンガーの対角の相手を逃がさない。
またゴチルゼルが場に出るターンを短縮するため影踏みを維持しやすい。
場合によっては怒りの粉でギルガルドのシャドボを吸う選択肢も取れる。
戦績
15戦7勝
動画
第145回BV鑑賞会に出演。
ゴチルの被弾を抑えたことがよかったので、その点で蜘蛛2匹は活躍したんじゃないかな。
おわりに
滅びは初めて使った。考えることが多くて大変だし、普段と違うゲームをしている気分になる。
使われる側としても今まで感じていたことだけど、「滅びを通すか防ぐかの試合に変更する」性質があるとおもう。
相手の作戦やギミックなどが見えなくなるし、個人的にはそんなに好みじゃないかなぁ。
やっぱり攻撃して倒す方がいい。
最後の構築は攻撃力を上げて倒すやつにしたいので、準備を頑張るぞ。
引用元
パーティ画像:トレーナーカードジェネレータ
ポケモン画像:ポケットモンスターオフィシャルサイト|ポケモンずかん
参考文献:トリプルバトル総合情報サイト(トリプルwiki)