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おおばしゅうの「言葉のおすそわけ」第8回
2022年春に過疎発祥の地である島根県益田市から、地元静岡県にUターンし、家業の会社(カネヤ工業)に入社し、営業・広報として働きながら、生き方に関するトークイベントを開いたり、農業を展開したり、静岡での暮らしや跡継ぎ、地域についてのあれこれを発信している おおばしゅうが、心の中で思っていたことや小さな気づき、残しておきたいことを自由に綴ります。
(ヘッダー画像 (撮影) :阪口 せりなさん(https://note.com/celina0523))
「ご近所巡り」
鹿児島生まれが共通点の友人と久々にZOOMで話をした。
彼は、誰にでも優しく謙虚、相手を引き立たせることが上手で、誰もやっていないが社会にとって必要なことにフォーカスしたライティング業をしている。仕事のスタイル、彼の人柄を、ぼくはとても尊敬している。
そんな彼に、地元の同志に出会えないという悩みをぶつけてみたところ、帰ってきたヒントが「行きつけのお店を作ってみれば?」というものだった。
駄菓子屋で10円の駄菓子を買う、コーヒーを飲みに近くの喫茶店に行く、ランチに定食屋へ立ち寄る。行きつけとして毎週のルーティンにするということ。すると、次第に話しかけられたりするんじゃないの?と彼の原体験を含めて話してくれた。
なるほど、益田(島根)でいろんな人と関係性を作った時とは、アプローチがちがうのかと。
益田のときは、お店を営んでいる人と最初に出会えたから、何度も訪れたり話したりすれば、親密な関係性になっていったけど、今は、そもそも人とも出会えてない。それなら、何度も通うことが第一で、そこから話しかけられたり、自分からも話せたりして、(互いの)認知につながる。足を運び続けることで、個人名で呼び合えたり、居心地の良い場所になっていったりするのではないだろうか。と考えていた。
鉄は熱いうちに打て。ということで、近所のお米屋さんや喫茶店を巡ってみた。
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ご近所巡りはまだ始まったばかり。今回も無事に書き終わったから、久しぶりに歩いて近所のパン屋へ行こうかな。
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