プログラミングの本質
外部ライブラリって結局ブラックボックス(中身の原理が分からない)故、プログラミングは構造を理解するゲームではなく、ブラックボックスを組み上げる積み木だった。
どこかのブラックボックスが期待した出力をしなかった時に止むなく開けるが、基本的には理解しなくても良いものとして扱う。
そしてブラックボックスが無くなった時、次を作るのは自分で、使うのは誰か。
“シャルトルのベルナルドゥスはわれわれをよく巨人の肩の上に乗っている矮人(わいじん)に準えたものであった。われわれは彼らよりも、より多く、より遠くまで見ることができる。しかし、それはわれわれの視力が鋭いからでもなく、あるいは、われわれの背丈が高いからでもなく、われわれが巨人の身体で上に高く持ち上げられているからだ、とベルナルドゥスは指摘していた。私もまったくその通りだと思う。” (『Metalogicon』, Ⅲ, 4)