剣と花
福島に来ました。
梅雨空が落とす雨粒は、人を恋慕う紫陽花の涙とも思う。
旅先の花は一番大切なものを思い起こさせてくれる。
勇気、情熱、行動力という「剣」
分かり合う、思いやる、という「花」
剣の横に花はあるか?
政治、祭り事、つまり上と下とが分かり合うこと。
外国との戦争に備えるとよく聞くが、国民の信望なくしてどうして戦える?
中国との脅威なら、沖縄はじめ東南アジア各国と連携して、ことに当たるのが効果的だろう!
その沖縄を怒らしてどうするというのだろう!
あるいは、中国海軍の動きをリアルタイムで情報開示する事も必要だろう!
地域の大国として、平和的解決に向けて積極的役割を!(2016.5.14ベトナム、グエン、スアン、フック首相)
戦前の日本に欠けていたもの
それこそが近くの友、東南アジア各国からの信望だった。
遠攻近交(近くの友と交わり、遠くの敵を攻める)こそが
この日本にふさわしい兵法ではないか?
開戦してから日本の良さを分かってもらったが、遅い。
日本人が負ける場合は常に地政学的に負けている(近くの人民を味方につけていない)
だが、もし南シナ海問題をプラスに活用するならば
即ちそれは
東南アジア圏の目覚め = 東南アジア各国の連携 となる。
いずれロンドン市場が閉鎖したならば、シンガポールあたりに別に作ればよい。
近くの人間を味方につけた上で指示を出す、田中角栄のようなリーダーの出現を求める!
帰りの新幹線、誇りを持って清掃作業に従事する姿に感動した。
自らの仕事に誇りを持つ!
そうだ、まさに輝いている!
一人ひとりが誇りと輝きを取り戻す!
今がその時だろう!
2016年6月29日 五島秀一
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