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富貴と長寿をあらわす”蟠桃の祝い”
宇宙誕生から「91億年目」にして地球ができた。
もし、宇宙の一億年を人の一年と考えたら
宇宙は91歳にして、地球を創ったことになる。
91歳は、蟠桃の祝い(ばんとうのいわい)といい
富貴と長寿をあらわす。
蟠桃会(ばんとうえ)は、中国神話に登場する天界の瑶池に住み最高位の女仙・瑶池金母(西王母の道教における称号のひとつ)の伝統的な聖誕祭(陰暦の3月3日)である。この頃は陰の気が最も強くなる時期とされる。
要するに、人は91歳にして、初めて幸福の何たるかがわかるのであり
宇宙もまた、幸福の本質が91歳にしてやっと分かったから、
人間を創る舞台としての、地球を創る気になったのであろう。
2025年2月 Dr.Shu 五島秀一