マクドナルド創業物語を見て自分が目指すべき起業家像が見つかった
昨日2016年に公開された映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』を観ました。
内容は今や世界中に展開しているマクドナルドの創業物語。
公式ページからあらすじを引用します。
1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから８台ものオーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック＆マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>があった。合理的な流れ作業の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んでいくーー。
『ファウンダー』の公式ページより引用
映画としてどうなのかというと面白いです。
面白いかわからないため試しに軽く15分くらい観ようと思ったのですが、あっという間に最後まで観てしまいました。
特に僕のようなビジネスをやっている人にはお勧めの映画です。
チェーン展開、ビジネスモデル、交渉、契約などをマクドナルドという今や世界的企業になった企業の具体的なケースで知れるわけです。
もちろん脚色されている部分も多いと思いますが、学べることも多いです。
重要なのはこのレイ・クロックという人物です。
映画で描かれていますが、もともとマクドナルド兄弟がつくった「マクドナルド」というハンバーガーショップをチェーン展開して世界的企業にしました。
お金儲けよりも質をキープしてローカル企業としてやっていきたいマクドナルド兄弟とチェーン展開してビッグビジネスにしたいレイはすぐに揉め始めます。
最終的にはマクドナルドを買収し（乗っ取ったと言う人も多いです）、大成功させました。
自分の野望を叶えるために誰よりも努力して、誰よりも冷酷になります。
多くの起業家にとってレイは憧れの存在だと思いますが、僕はこの映画を見る限り自分は明らかにマクドナルド兄弟になりたいと思いました。
ビジネスよりも自分のやりたいことを追求して楽しく暮らしていきたいのです。
そういうことを感じられてただけでもこの映画を観て良かったなと思いました。
そんなレイ・クロックの自伝は日本を代表する経営者であるソフトバンクの孫さんやユニクロの柳井さんも影響を受けたと言います。
映画はマクドナルド兄弟サイドから描かれていることも多いと思うので、この本を読んでみようと思います。
レイ・クロックに関する記事はこれも興味深いです。
というわけで、ビジネスパーソンはレイとマクドなると兄弟のどっちが自分の目指す方向に近いのか、そういう視点でも楽しんでもらえればなと思います。
Netflixでも観られるので、ぜひ観てみてください。