無名の僕がなぜnewszeroに取り上げられたのか
本業がうまくいかないから始めた活動
僕は大学卒業後に海外へ行き、本格的に帰国したのは2014年9月。
その後2014年11月に地元の人と交流したい訪日外国人と国際交流したい日本人をマッチングするサービスを開始しました。
開始したもののユーザーが全く集まらず時間があった僕は友人と共に街中に立ち困っている外国人を助けるボランティア活動を始めました。
外国人が来ないなら自分がいこうという話ですね。
手作りでつくった看板を手に外国人旅行者の案内をひたすらしました。
この活動は面白そうだからやっていただけで特に戦略があったわけではないのですが、この活動が僕の人生を大きく変えてくれました。
この活動をSNSに上げたところ、多くの知り合いから参加したいという連絡をもらいました。
もともとマッチングサービスに繋げるために始めた活動だったため、マッチングサービスに登録すると活動に参加できるということにしました。
活動する度にSNSに写真を上げていたところ、どんどん参加者が集まってきました。
無名の人間が取り上げられる
そんな中で知り合いからアナザーライフというメディアに出ないか?という声をかけてもらいました。
another lifeは有名人だけではなく、無名の個人の人生にもフォーカスしているところが特徴です。
当時の僕もサービスを始めたばかりの無名な人間でしたが、就職せずに海外に行き帰国した人間が面白そうなサービスを始めたってことで紹介してくれたのです。
この記事を読んでもらえればわかりますが、これからサービスを本格的にやっていくというところで終わっています。今からちょうど6年前の話です。
サービスを始めて半年ほど経つと、街中でボランティアを一緒にやってくれる仲間が全国で200人ほどになりました。
サービス開始半年でnews zeroに出演
そんな時僕らのFacebookページに知らない方からとあるメッセージが届きました。
読むと「news zero」を担当しているディレクターの方で、「桐谷美玲 my generation」というコーナーで外国人旅行者向けボランティアをやっている若者を探しているので、取り上げたいとのことでした。
活動を始めて半年でnews zeroに取り上げられるとは思ってもみなかったですが、良い感じに取り上げて頂き、僕らが運営していたマッチングサービスの会員が1日で数百人増えました。
そして、他のメディアからの取材依頼や全国のインバウンド関係者から問い合わせもたくさんきました。
渋谷区役所からも連絡をもらい、そこから僕と渋谷区や渋谷区観光協会との仕事につながっていきます。
僕の人生にとって大きなイベントとなったnews zeroへの出演ですが、担当者の方が先ほど紹介したanother lifeの記事を読んで連絡をくれたとのことでした。
もともとジャーナリスト志望だったので発信の大切さはわかっていたつもりでしたが、この出来事で体で実感しました。
それ以降僕は何もするときも情報発信をして、多くのチャンスを得てきました。
偶然のラッキーだったと片付けるのは簡単ですが、経営者になった今の僕が当時を分析すると、新たな挑戦(マッチングサービス)が壁にぶち当たってもできることだけでも進めたこと(街中ボランティア)と挑戦を公にしたことで大きなチャンスを得ることができたのだと思います。
チャンスが欲しい方はぜひどんどん挑戦してどんどん情報発信をしてみて下さい。
やり方さえ間違わなければ、チャンスがどんどんやってきますよ。
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