ドラマから学ぶ海外文化〜愛の不時着から見た北朝鮮〜
ずっと興味はあったけど観れていなかった韓国ドラマ『愛の不時着』を思い切ってこの4連休で観ました。
エピソード16まである作品で1エピソードCMなしで70分〜110分ほどある作品なのでかなり時間がかかりましたが、なんとか先ほど観終わりました。
明け方まで観ていたので寝不足ですが、楽しんで観ることができました。
愛の不時着と梨泰院クラス
Netflixの韓国ドラマで言うと『梨泰院クラス』も人気だと思いますが、僕の周りの感想を集めると『梨泰院クラス』は男性に『愛の不時着』は女性に人気がありますね。
起業の成り上がり物語ということもあり個人的には梨泰院クラスの方が面白かったのですが、愛の不時着は恋愛要素が強いので女性に人気だということもわかります。北朝鮮ものということでドキドキハラハラするシーンも多くそこは見どころでした。
海外ドラマから学ぶ海外文化
韓国ドラマに限らず海外ドラマを観るときに楽しみにしているのが、その国の文化を知れることです。
ドラマというのはその国の日常を知る良い機会です。
愛の不時着でいうと舞台は韓国と北朝鮮です。
僕は短期で韓国に留学したことがありますし何度も行っているので、懐かしい気持ちと新しい発見がいろいろとありました。
とはいえ今回より興味深かったところは韓国よりも北朝鮮が舞台になっている時間が長かったことです。
北朝鮮には行ったことがないですし知り合いもいませんので、わからないことだかけです。
ドラマなので脚色されている部分も多いと思いますが、それでも北朝鮮について興味を持つシーンがたくさんありました。
主人公や主人公のお父さんの役職、敵の役職など北朝鮮の軍の序列や盗聴する仕事などがあったりと仕事に関する興味が湧きました。
海外ドラマは世界を知るきっかけ
ドラマを見終わった直後に早速youtubeで愛の不時着と実際の北朝鮮を比較する動画などを見ましたが、特に分かりやすかったのは池上彰さんが解説している動画です。
例えば主人公のお父さんの役職は「総政治局長」でしたが、これがどのくらいのポジションかと言いますと2018年までは北朝鮮内でナンバー3、現在はナンバー5の地位に当たるらしいです。
そう考えると最高指導者である金正恩氏との間に数人しかいないということなので、個人的にはドラマの印象よりも実際の方が力があるように思えます。
そんなことを解説してくれる動画ですが、愛の不時着に関する動画は合計4つあるので興味がある方は見てみてください。
特に4つ目の質問に回答するというのはよくまとまっていたので、こちらを下に貼っておきます。
池上さんは北朝鮮にも2度行っているようですし、歴史についても詳しいですが、専門家ではないので最初の入門としてみてみてくださいね。
そういうわけで今回ドラマを見て北朝鮮に興味を持ったので、これからいろいろと本なども読んで調べていこうと思います。
韓国に留学した10年前にも北朝鮮や朝鮮の歴史に興味を持っていろいろ調べていたのですが、こういうきっかけで世界を知る機会をつくるのはとても大事だなと改めて思いました。