Scratchで円を描く
軌跡を残すようにすれば円を描くこともできます。
(直交座標系)
X=RcosΘ
Y=RsinΘ
の式を使って描けます。
(見本)
※X,Y軸の半径を変えると楕円が描けます。
Scratchには線や円を描く、それに点を打つ命令(コード)がありません。そこでスプライトからコスチュームを選び、任意の大きさで円を描きます。
プログラミングしてみましょう。
変数100:Θ(角度)
変数101:R(X軸半径)
変数102:R(Y軸半径)
として使います。
X=RcosΘはこのようなコードにします。
x座標:《変数101》*{《変数100》のcos}
Y=RcosΘはこのようなコードにします。
y座標:《変数102》*{《変数100》のsin}
軌跡を残すようにするには、《自分自身のクローンを残す》ようにします。このプログラミングは2度単位で180回繰り返すようにしています。1度単位で360回にすると、
途中で途切れます。クローンの回数には制限があるようです。
このプログラミングは、プチコン3号(スマイルBASIC)のソースをScratch用にしたものです。