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絵を買ってもらうということ

東京、チェドックザッカストア浅草で開催していた 個展Revo! が終了しました。本当にたくさんの方々が足を運んでくださり感激です。どうもありがとうございました。

会場では原画やプリント作品などを展示・販売しました。普段はクライアントワークなどでしか描いていないので、好きに描いた絵そのものをお披露目する機会はこうした展覧会の時だけです。

もちろんオンラインで発表する事も出来るのですが、販売するとなるとやはり直に絵を見てもらってからご検討いただきたいという思いがあるからです。1点ものとなる原画作品においては特に。

絵の販売価格をいくらにするか、難しいですね。毎度頭を悩ませていますが、展覧会としてちゃんと黒字になるギャラリー側にもしっかりと売上を収められる次の制作や活動につなげられるよう持続可能なラインで設定をしています。

その価格を高いと感じるか安いと感じるかはもちろん見る人次第なのですが、悩んだ末に思い切って買う決断をしてくださる方も少なくありません。本当にありがたいことです。

絵を購入して下さった皆さんに、買って良かった!と思ってもらうためには、その絵が魅力的であることはもちろんのこと、さらにぼく自身がこれから絵描きとして成長していく様子を見てもらうことが一番の恩返しになるのではと信じ、それが日々の活動の原動力になっています。

ぜったいに後悔はさせないぞ!という責任感と、これからも見守ってやってくださいという願いを合わせ、お互いにとって約束の証のような存在になればいいなと思いながら、お届けしています。

絵を買ってもらうということは、ぼくにとって特別なことですという、そんなお話でした。これからもたくさん描き続けます。


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サタケシュンスケ(イラストレーター)
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