よし、父はがんばる。

イラストレーターの先輩がご結婚された時、わぁ、絵で養っていけるなんてすごいなあ…！と、雲の上の人をみるかのごとく目をキラキラさせて憧れていた20代前半のぼく。

時がたってそれから十数年。結婚して子どもが産まれ、さらに2人目も産まれて。気がつけばあの頃自分が想像すら出来ていなかった場所にいまこうして立っています。

独身だった頃のぼくは「この先どうなるやら、でもまあなんとかなるさ」と、どこか楽観的な状態でしたが、夫になり、父になり、家族が増えるたびに責任感は強くなり、物事にしっかりと慎重に向き合えるようになりました。

仕事の面でもそう。家族のために仕事をしている、なんて恩着せがましいことは思いませんが、ちゃんと仕事ができているのは間違いなく家族がいてくれるおかげです、一人ではきっとここまで来れてなかった。どうもありがとう。

そして今朝、3人目の子どもが産まれました。3800グラムを超える男の子（大型新人だ！）。またひとつ想像の先へ、家族皆で成長しながら歩みたいと思います。

よし、父はがんばる。