画料アップの交渉について
世の中の物価が上がっていくのに画料だけが据え置きになるのであればジリ貧です。何もしなければ徐々に生活が苦しくなっていくわけです。
なのでぼくもなるべく交渉するようにはしていて、その結果うまく合意に至ることもありますが、逆に決裂して受注そのものがなくなってしまうこともあります。つらいです。
物価高で苦しいのはイラストレーターのような受注側だけではなく、発注側も同じです。製造にかかる原価や諸経費も高騰しているのに、簡単にはその分を販売価格に転嫁できない、広告費にあてられないなど、うまくお金が回せない事情もわかりますので、仕方ないかなと思うこともあります。
去る者追わずというと冷たく聞こえますが、ある程度割り切りも必要で、その分条件の合うクライアントとの関係性を育んでいくことを大切にしていく必要があると考えています。
特に新規クライアントに出す初めの見積もり額はここ最近、ぐぐっと上げておりまして(自分比)。余程の理由がない限り今後下げる予定はなく、まだ上げて行くつもりなので、今が一番安いとも言えます。つまりサタケに頼むなら今だぞ、くらいの気持ちで。
既存クライアントとの交渉は続けつつも、そこだけでなんとかしようとせず、より良い条件でお仕事ができるクライアントと巡り合い、その付き合いを深めていく。
そのためには自分の能力や魅力を高めたり、役割や立ち位置を考えたりしなければならないのは当然として。(それが簡単じゃないのも当然)
要するにもっと頑張れよ自分、というお話でございました。
この話題について書くきっかけとなった、絵描き仲間タケウマさんのポスト
痛みもともなうので少しずつですが、やらないよりは。
画料アップの交渉、みなさんはどうされていますか?
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