イラストレーター法人化日記(3) 法人化する理由
東郷さんから法人化についてのありがたい経験談とご意見をいただき、俄然やる気が湧いててきました。というのが前回のお話。
この気持ちが冷めないうちにと、早速お世話になっている税理士さんに連絡。ちょうど確定申告で超お忙しい時期でしたので、ガッツリ相談とはいきませんでしたが、ひとまず「法人化します!」という思いを伝えました。
税理士さんからは、これまでにも何度か法人化を勧められていたのですが、ぼくがずるずると後回しにしたせいでお待たせしてしまっていた状態。でしたが、「いよいよやりますか」と、歓迎してくれたようで、よかった…!
法人化するなら10月までにした方がいいですね
税理士さんにそう言われました。
法人化すると最大2年間、免税事業者になります。消費税の納付が免除される、これは法人化する大きなメリットの一つなのですが、なんでも2年後(2023年)の10月から始まるインボイス制度の影響で、その免税が受けられなくなってしまう(または期間が短くなってしまう)そうなのです。
ただし、今年(2021年)10月1日までに法人化すると、これまでどおりその恩恵を2年間フルで受けられるということで、タイミングとしてはやはり今年会社を作ったほうがいいでしょう、とのことでした。
ちなみにぼくは、これを知っていて法人化を目指していたわけではありませんでしたが、図らずも法人化すべき大きな理由ができて、なおさら決意は固まりました。
インボイス制度については、個人・法人ともに関わってくることなので、誰もが避けては通れないものです。ナニソレ?よくわかんないよ。という方は、ぜひリンク先の記事をご覧ください。ネコでもわかるって。
事前に準備をしておくこと
税理士さんには、ひとまずお願いしていた確定申告の件を先に済ませていただく必要があるので、4月以降、あらためていろいろな手続きを進めていきましょうという事になりました。
何か事前に準備しておけることはないですか?と訪ねたところ下記について考えておいてくださいとのこと。
・会社名
・事業目的
・本店所在地
・資本金(株主・出資者)
・決算日をいつにするか
会社名、事業目的については言わずもがな。そういえば、会社名、全然考えてなかったのでこれから。
本店所在地については、自宅にすることもできますが、住所が公開されてしまうので、事務所を借りたり、バーチャルオフィスを利用するという手もあると。なるほど、ここも考えねば。
資本金については1円からでもOKなのですが、上にも書いた免税措置を受けたい場合は1,000万円以下にする必要があるそうです。今回はすべて自分でお金を出すので他に株主・出資者はいません。
決算日は自由に決められるそうなのですが、なんとなく3月(そんなもんだと思ってました)ではなく、繁忙期や資金繰りを考慮して決めたほうがよいとのこと。ここは要相談だな。
会社名を決めよう!
個人事業を始める時に屋号は特につけなかったのですが、ポートフォリオサイトのURLを若気の至りで「naturalpermanent.com」にしてしまったため、取引先からそれが屋号だと勘違いされ Natural Permanent サタケシュンスケさま という宛名でメールが届くことがしばしばあって、じつはちょっとだけ後悔してます。
ちなみに Natural Permanent とは、天然パーマのつもりでつけたのですが、全然正しくない英語です。Natural curly hair とかになるのかな。そういう意味で二重に恥ずかしいです。
さらに
んもう、いろいろ恥ずかしいです…!
ということで、今はひとまず会社名について毎日考えています。これが、なかなか、難しいものですね…。自由に、と言ってもルールがありますよ。
詳しくはリンク先をご覧ください。
候補をリストアップ。
株式会社Natural Permanent…
株式会社ナチュラルパーマネント…
株式会社ナチュパ…
株式会社くせ毛…
株式会社kusekke(クセッケ)
何屋だこれは…
これ!といった名前が思い浮かばず、悩んでいます。というか、もうちょっと真面目に考えます。(天然パーマから離れます)
次の日記更新までに決まっていればいいのですが、はてさて…
記録はマガジンにまとめていきますので、よろしくおねがいいたします↓