夏越しの祭り【白鬚神社】
おととい、白鬚神社へ茅の輪作りの手伝いに行きました。
カヤやワラで作っている神社が多い中、正式にチガヤで作っている神社は珍しいのではないでしょうか。
また、チガヤは、草薙の剣の意味がありますので、須佐之男命様を祀っている神社でない場合は、失礼ながら、はやりに流された観光神社ということになります。
草薙の剣は、元は天叢雲の剣(あめのむらくものつるぎ)と呼ばれ、ヤマタノオロチの腹の中から出てきた剣です。
チガヤの先は剣というわけで、それで祓っていただきますので、葉の先が出ていない茅の輪は、?????となります。
神社によって、白鬚のヒゲの字はいろいろあるのですが、須佐之男命様の文字が入っていることに、お気づきになりましたでしょうか?
またスサノヲノミコトは素戔嗚尊と表記する場合があり、素には、"もと" の意味もあります。
これに関しましては、"もと"に通ずると解釈させていただいております。
年末に大掃除というものがありますが、古来より日本では大祓いを各家庭で年に2回行っておりました。
家をきれいにして、住人の穢れをも祓っていただき、無病息災を願うというまつりごとです。
そのもうひとつの大祓いが、この夏越しの祭りになります。
参拝される方も少なくなってきました。
すたれてほしくない日本の文化です。
今朝、夏越しの祭りがありました。
茅の輪くぐりは、神社によって作法はいろいろあるようですが、基本的に8の字を描くように、左回りから始めて、3回くぐります。
雨が小降りになり、お祭りが滞りなく執り行われ、鳥のきれいなさえずりは、神社の森ごと祓っているようでした。
昨年は、15センチくらいのナメクジを境内で見つけ驚いていましたら、誰も驚かないことに再度驚かされたのでした。
それから、数日後、宮司さんが亡くなられました。
あっさりした方だっただけに、あまりにあっけないお別れでした。
メダカ6匹が長生きしてくれているので、水槽を買い替えました。
ポンプ付きで、980円です(矢印先がメダカ)。
あまりの安さに、目を疑いました。
いいことは続くもので、4匹いたネコが2匹になり、さみしく思っておりましたら、昨日、子猫が現れました。
すでに、ほかの猫とは顔見知りのようで、ネコぎらいのカホという先輩黒猫からは、猫パンチをもらってました。
人間になつくまでは、まだまだ時間がかかりそうです。
名前は左肩が白いので、カタソデにしましょうか。