野ブドウ【万能薬・じんましん】
じんましんの話が出たついでに、
日本の野草の宣伝をば。
数年前に大学の医学部の先生が本を出したせいで、
あちこちの野ブドウが刈り取られたのでした。
おそらく、そんなことで絶滅するような生命力ではないと思います。
山ブドウの実は、おいしいんですけど、
野ブドウの実は食べられませんのでご注意くださいね。
昔は、目にとげが刺さると、これの蔓 (つる) を切って、
その汁を目にたらして治していたんです。
それが、近年、何でも効くというふれこみで再デビューを果たしました。
昨日、伯母の家の草を刈りに行って見つけました。
ビバ!・野ブドウさん。
ほしいほしいと思っていると都合よく現れるのがミソです。
とはいえ、以前から生えてたに決まってる蔓の太さでした。
こちらの目が腐っていただけです。
葉っぱや蔓を乾燥させて、煎じて飲んだり、
実や葉を生のまま焼酎に仕込んで飲みます。
調べてみると、栽培して商売にしている人もいるんですね。
邪魔ものや厄介ものを売って商売にできれば、大金持ちになれます。
収穫は7月ぐらいだそうです。
紫の実が大きくなったら取り頃じゃないでしょうか。
じんましんにいいと言うので、
某神社で作った焼酎を飲んだことがあります。
全身にじんましんが出たので、文句を言いましたら、
どれくらい飲んだと訊かれましたので、
ボトル半分飲んだと言うと、たいがいにせいと叱られました。
小さじで1から3杯が適量だそうです。
万能らしいですが、肝臓には特にいいと聞いています。
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