第二十二話 広田史上初の取り組みを地元おばちゃんたちとスタート
その後、自分のことを受け止め、
必死に応援してくれている地元の方の声に改めて、
耳を傾けることにした。
そうしたら、知り合いの産直を営むおばちゃんたちが、
「野菜が売れないけどどうしたらいいかな?」ということを
相談してくれた。
必死にできる方法を一緒に考え、
試行錯誤し、半年間の準備を一緒にしながら、
広田町史上初の取り組みである、
地元野菜の都市圏への発送サービス
「手作り浜野菜、おすそわけ便」を開始することができた。
地元の方の心からの笑顔を初めてみた気がした。
この時大きな学びをした。
それは、
「町をよくしっている地元の方と、
町のことをよく知らない外部からの若者が、
一緒になって『町のためになることはどうすればできるのか?』を考え、
智恵を出し合い、そこに向けて具体的に行動することで、
今まで広田町になかった取り組みを作り出すことができるんだ!
そして地元の人たちのやる気も引き出せるんだ!」と
いうことだ。
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